
NakayamaPostオーナーから寄せられる情報を公開
G1前日発行の『スポーツ報知』で当協会西川会長が、コラム「オーナーだけが知っている」を連載しています。当協会会長の立場だけでなく馬主の視点から競馬内外の話題をお届けしています! 紙面の一部を紹介します。
『どうも家にばかりいると、“家族との密”が息苦しく感じることがあります。我が中山馬主協会は、「和」を大切にする協会ですので、マージャン好きな仲間が集まっての“四者会談”で親睦を深めるのが恒例です。しかしこれも「3密」になってしまいますので、かれこれ3か月近く自粛しております。「観客を入れて競馬ができるようになるまで待ちましょう」と、時にはゴルフでストレスを解消するなどして、みんなで我慢して、そして励まし合っております。
そして今、街の飲食店も大変な思いをしているところが多いと思います。私の娘も浅草で「たまや」という和食居酒屋をやっておりますが、こんな時でもいろんな方が顔を出してくださいます。そこではやはり競馬の話題が出てきますが、おそらくこのまま「長い春」になってしまうのではないかと思います。でも秋の開催になったら、我々もファンも競馬場に戻ることができるはずだと強く願っています。そして日本の社会や経済が立ち直っていくなかで、競馬から明るい話題を発信できるとしたら大変喜ばしいことです。』(以上紙面より)
今週は春の古馬女王決定戦・ヴィクトリアマイルです。『荒れるヴィクトリアマイルと言われますが、やはりアーモンドアイは外せないでしょう。相手では特にダノンファンタジーが、川田騎手とのコンビで怖い存在です。大穴で里見治オーナーのサトノガーネットも忘れずに』と西川会長・談。詳しい予想は紙面にてご確認ください!
ノームコア号
「昨年はこのレースを優勝できましたが、まずは人馬ともに無事に東京のマイルを走り切ってほしいです」
ダノンファンタジー号
「前走は20キロ増で成長分かと思われましたが、やはり太かったようです。今回は10キロ減くらいで、レースに挑めますので期待しています」
アルーシャ号
「京都牝馬S出走後も疲れはなく、良い状態で出走できそうです。しっかり調教を積んでおり、G1勝利を期待します」
ラヴズオンリーユー号
「今回、休み明けでG1出走、さらに距離も久々のマイル戦です。相手も強いですし、簡単な戦いではないですが、この馬の持ち味を発揮し、良い競馬・結果を願っております」
ダノンスマッシュ号
「最近、ゲートの出が悪く、後手を踏んで良い成績があげられませんが、今回、D.レーン騎乗で変化があることを願っています」
ステルヴィオ号
「高松宮記念出走後も順調に調整を積んでいます。東京競馬場は毎日王冠で2着があるなど相性が良いコースですので、期待します」
レッドアンシェル号
「前走、得意の京都でのレースしたが、実力を発揮できない競馬となってしまいました。その後は稽古も順調に積んでおり、脚元の不安もありません。中京で重賞を制覇しているように左回りの東京も良いと思いますし、もともとマイルでの優勝経験もあるので距離も問題ないと感じます。何とかG2を勝ち切ってステップアップしてほしいです」