
NakayamaPostオーナーから寄せられる情報を公開
G1前日発行の『スポーツ報知』で当協会西川会長が、コラム「オーナーだけが知っている」を連載しています。当協会会長の立場だけでなく馬主の視点から競馬内外の話題をお届けしています! 紙面の一部を紹介します。
「長い人生に喜びや悲しみは付き物です。今年は主役候補のダノンプレミアムの回避で“戦国皐月賞”となりましたが、同馬を所有する(株)ダノックスの野田順弘オーナーは、ショックだったと思います。そこで私はすぐにお電話して、「皐月賞は不運で出られませんでしたけど、その代わり日本ダービーで完璧に仕上げて夢を見ましょう!」と励まさせていただきました。
というのも私と野田さんは、縁が深く大変親しくお付き合いしてきました。今週は野田さんが代表取締役会長を務める「オービック」の創立50周年のパーティーにお招きいただきましたが、ちなみに私も馬主になって、ちょうど同じ50周年なんです。私も長く馬主を続けてきて、いいことも悪いこともたくさんあるものと勇気づけたい気持ちからでした。
またこの時期の競馬界は「春闘」の真っただ中です。過去にはストライキで開催中止となり、皐月賞が1週遅れて東京競馬場で行われたこともあります。人馬一体という言葉があるように、ジョッキー、調教師、厩務員の三拍子がそろわないと、馬は走りません。うまくまとまることを願います」(以上、紙面より)
さて今週は皐月賞です。主役回避で一転混戦模様となりました。西川会長のズバリ本命馬は? 詳しい予想は紙面にてご確認をください!
ジュンヴァルロ号
「クラシックの第1弾・皐月賞に出走できるのは大変嬉しいことです。調子も良いと聞いております。先行逃げ切りが特徴の馬です。大外枠ですが、単騎の逃げに持ち込めれば面白いのではないかと楽しみにしています」
ステルヴィオ号
「スプリングS優勝後も順調に調整されており、さらなる上積みがありそうですので、ここでも期待いたします」
タイムフライヤー号
「良い動きを披露しており、上昇気配が感じられます。優勝したホープフルSと同じ舞台ですので改めて期待いたします」
キタノコマンドール号
「すみれステークスのあとも順調に調整できております。キャリアは浅いですが、良いレースを期待しております」
ピースユニヴァース号
「無事に走ってくれればそれだけで十分ですと言いたいところですが、調教師からも手応えありと聞いておりますし、NHKマイルの出走を目指していますので、なんとか3着以内に入ってくれることを願っております」
ダノンスマッシュ号
「期待した前2走は不運な騎乗が続き、力が出せなかったようですが、今回も体調は絶好調で挑みます。展開がむけば、直線差し切ると期待しています」
レッドヴェイロン号
「勝ち上がるまで時間を要しましたが、前走も良い勝ち方をしております。兄弟馬も活躍してくれているので、重賞で厳しいとは思いますが好走を期待しております」