中山ポスト
[GI・GII・GIII] 出走直前のオーナーの声

Ｇ1前日発行の『スポーツ報知』で当協会西川会長が、コラム「オーナーだけが知っている」を連載しています。当協会会長の立場だけでなく馬主の視点から競馬内外の話題をお届けしています！ 紙面の一部を紹介します。

『いよいよ秋のＧⅠシリーズが開幕です。その前にまずは先日の台風１５号で被害を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。同じ千葉県にある中山競馬場の当協会は、会員の皆様の声を受けて、いち早く千葉県へ１０００万円の義援金を寄付させていただきました。有効に使っていただけたらと思います。

さて現在は来年度の企画予算委員会で、開催番組などの交渉が行われている真っ最中です。現時点で今年度のＪＲＡの売り上げ（発売金）は前年比１０４・５％と好調で、年間３兆円に手が届くところまできました。競馬ブームの再来へ大きな期待が膨らみます。

今はまさにスポーツの秋で、プロ野球は巨人と西武がリーグ優勝。日本で初開催のラグビーＷ杯も盛り上がり、女子ゴルフでは海外メジャー初出場Ｖの渋野日向子さんがブレイクしました。そして来週の凱旋門賞には、今年も日本馬が参戦します。日本のアスリートも競走馬も、世界の頂点に近づいている気がします。今日のラグビー日本代表のアイルランド戦も、期待したいものですね。』（以上紙面より）

今週はスプリンターズステークス、短距離王決定戦です。西川会長のズバリ本命は？ 詳しくは紙面にてご確認ください！

ハッピーアワー号
「強い競走馬ばかりですし、まだ３歳なので胸を借りるつもりで無事に走り切ってもらいたいです。結果にこだわらず次につながる走りを見せてもらえれば十分です」

ダノンスマッシュ号
「前走Ｇ３は1番人気に応え、外枠の不利を克服して差し切りました。今回GⅠで相手も強くなりますが、人気に応えて、勝利して欲しいと願っています」

リナーテ号
「前走のキーンランドＣでは３着に敗れましたが、勝ち馬とはコンマ１秒差と大きな差はありませんでした。態勢は十分に整っています。初の重賞タイトルをＧ１の舞台で狙います」

タイムフライヤー号
「今回はホープフルＳ優勝時と似た雰囲気で臨めそうです。ダート戦は今回が２走目とキャリアはまだ浅く、Ｇ１ウィナーの地力に期待しています」

ロードアルペジオ号
「現在２連勝中。今回は休み明けで初めての重賞挑戦ながら、どんな走りを見せてくれるか楽しみにしています」

ロードゴラッソ号
「前走後は放牧でリフレッシュ。重賞でも健闘を続けているだけに、ハンデを味方に今回も頑張って欲しいです」