きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

令和4年を振り返って

12月31日は、藤井 勘一郎 騎手、武 英智 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ本日で令和4年も終了。地方競馬は大晦日まで競馬がありますが、中央競馬は28日で一足先に1年の競馬を終えました。
金杯に始まり、ホープフルステークスまで今年も多くの感動とドラマを競走馬たちが紡ぎ出していってくれました。そんな令和4年を振り返りたいと思います。

東の金杯はレッドガラン、西の金杯はザダルの優勝で始まった令和4年。2月、3月にはサウジアラビアとドバイで日本馬が大活躍。特にパンサラッサの同着GI勝利やダービー馬シャフリヤールのドバイシーマクラシック制覇は記憶に残る勝利となりました。春の天皇賞ではタイトルホルダーが覚醒。2着に7馬身差をつける圧勝で競馬場はどよめきに包まれました。
今年の日本ダービー馬は2歳時に朝日杯フューチュリティステークスを制しているドウデュースが優勝し、牝馬クラシックでは、スターズオンアースが春二冠を達成しました。

夏競馬に入り一層、競馬を盛り上げてくれたのは今村聖奈騎手でしょうか。CBC賞では、女性騎手では初となる重賞初騎乗で初優勝という大仕事をやってのけました。今村騎手はデビュー年となる今年、51勝をマークし、JRAの女性騎手の年間最多勝利数記録を更新しました。

10月に行われた芝の世界最候補の競馬レース・凱旋門賞には先に挙げたタイトルホルダー、ドウデュースの他、2頭の日本馬が挑戦しましたが、海外勢の厚い壁に阻まれ、今年も日本馬の悲願達成はお預けとなりました。
日本の秋競馬では、春の皐月賞・日本ダービーで2着と悔し涙を流したイクイノックスが大活躍。天皇賞・秋では、初の古馬との対戦ながら堂々とした立ち居振る舞いで優勝。暮れの有馬記念でも危なげなく勝利し、春の雪辱を果たしました。

人に注目すると、春に、タイキシャトルやシンボリクリスエスなどを管理した名トレーナー藤沢和雄調教師が引退。そして、年の瀬には、名手・福永祐一騎手が来年2月末で引退し、3月から調教師へ転身することが発表されました。

令和5年にはどのようなドラマが待ち受けているのでしょうか。令和5年も存分に競馬を楽しみましょう!!

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