きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ヒーロー不在?

ようこそいらっしゃいませ。 競馬はヒーローやヒロインの華やかな立ち居振る舞いあってこそ盛り上がるものですが、今シーズンの欧米戦線はこの存在がイマイチ影の薄いイメージになっています。アメリカは世界の賞金王ガンランナーが引退し、三冠馬ジャスティファイまで故障でリタイアしてしまいました。王者不在の現...

中山を彩った名馬たち【31】アルバート
2017年12月2日 第51回ステイヤーズステークス

8月3日は、杉浦宏昭 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! 中山の内回りコースを2週するステイヤーズステークスは、もっともタフで、耐久力にすぐれ、最高に粘り強いサラブレッドに贈られる勲章。高低差2.2m、最大勾配2.24%の急坂を3度上り、8回のコーナーをクリアするためには、スタミナに...

ゆかりの名馬を訪ねて~ロジユニヴァース~

ようこそいらっしゃいませ。 中山馬主協会および中山競馬場にゆかりの名馬をご紹介する本企画。 今週の名馬は、中山馬主協会会員の久米田 正明 様の所有馬で日本ダービー(GI)を制したロジユニヴァースをご紹介します。現在は、種牡馬として、自身と同じダービー馬を輩出するため奮闘中です。 <ロジ...

ダービー馬半弟デビュー

ようこそいらっしゃいませ。 土曜、新潟競馬場で行われた2歳新馬戦で、父ロードカナロア、母ラドラーダ、母父シンボリクリスエスでレイデオロの半弟ソルドラードが出走しました。単勝1.1倍の圧倒的支持を集めての注目されたデビュー戦でしたが、3番人気のサムシングジャストが3番手からゴール前抜け出して初戦...

レース回顧:レパードステークス

第10回レパードステークス(GIII)新潟競馬場 ダート1800m日曜、新潟競馬場で行われた第10回レパードステークス(GIII・ダート1800m、馬場:良)は、5番人気グリム(牡3)が先手を奪って道中ペースを握ると、直線でもそのまま後続の猛追を振り切り逃げ切って優勝。初の重賞タイトルを手にしました...

レース回顧:小倉記念

第54回農林水産省賞典 小倉記念(GIII)小倉競馬場 芝2000m日曜、小倉競馬場で行われたサマー2000シリーズ第3戦・第54回農林水産省賞典 小倉記念(GIII・芝2000m、馬場:良)は、1番人気のトリオンフ(セ4)が2番手追走から直線抜け出してコースレコードで優勝。今年2月の小倉大賞典に続...

ヒロインが競馬を盛り上げる!

8月9日は、藤田菜七子 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 いま世界の中距離路線は、ある意味でサザンクロス(南十字星)の女王ウィンクスを中心に回っているとも言えそうです。オーストラリアを舞台に日本でもお馴染みになったヒュー・ボウマン騎手を背に、後方から...

中山を彩った名馬たち【32】ビクトリーテツニー
2008年12月14日 第1回カペラステークス

8月10日は、勝浦正樹 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます! アルデバラン、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックスとともに、“冬のダイヤモンド”を構成するカペラは、ラテン語で、牝の仔ヤギの意。秋季競馬でのダート短距離競走の充実を図るために2008年に新設されたこのカペラステークスは、今...

ゆかりの名馬を訪ねて~ノーザンリバー~

8月11日は、友道康夫 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 中山馬主協会および中山競馬場にゆかりの名馬をご紹介する本企画。 今週の名馬は、中山馬主協会会員の林 正道 様の所有馬で中央・地方そして芝・ダート問わず重賞を6勝したノーザンリバーをご紹介し...

海外馬券、ジャックルマロワ賞

ようこそいらっしゃいませ。 日曜は札幌競馬場でエルムステークス、新潟競馬場では関屋記念、また日本時間の深夜23時にフランス・ドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞が海外馬券として発売されます。ジャックルマロワ賞には日本から4歳馬ジェニアルが出走を予定しておりましたが、調教中の外傷により回...

レース回顧:関屋記念

第53回関屋記念(GIII)新潟競馬場 芝1600m日曜、新潟競馬場で行われたサマーマイルシリーズ第2戦・第53回関屋記念(GIII・芝1600m、馬場:良)は、1番人気のプリモシーン(牝3)が51キロの軽ハンデを活かして直線外から差し切り優勝。フェアリーステークスにつづく重賞2勝目を手にしました。...

レース回顧:エルムステークス

8月14日は、和田雄二 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! 第23回エルムステークス(GIII)札幌競馬場 ダート1700m日曜、札幌競馬場で行われた第23回エルムステークス(GIII・ダート1700m、馬場:重)は、横山和生騎手鞍上の2番人気のハイランドピーク(牡4)が好位追走から...

今年の凱旋門賞は大混戦

ようこそいらっしゃいませ。 凱旋門賞まで2ヶ月を切りましたが、今年はどうやら大混戦模様というのが現時点での趨勢のようです。故障で休養中のディフェンディングチャンピオン・エネイブルが、ギリギリの調整を続けています。当初は来週22日のG1インターナショナルSかその翌日のG1ヨークシャーオークスで戦...

中山を彩った名馬たち【33】ミスタートウジン
1993年1月6日 ガーネットステークス

8月17日は、牧浦充徳 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! 無事是名馬――。 馬を愛し、馬に夢を託すオーナーのみなさんにとっては、GIタイトルにも双肩する言葉だろう。生涯成績99戦11勝。15歳まで現役で走り、一度も重賞を勝つことがなかったにもかかわらず、獲得賞金が4億円にものぼっ...

ゆかりの名馬を訪ねて~セラフィックロンプ~

8月18日は、高市圭二 調教師、村山 明 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 今週の「ゆかりの名馬を訪ねて」は、繁殖牝馬として過ごしているセラフィックロンプ号を紹介させていただきます。 <セラフィックロンプ号> 通算成績:37戦5勝 重賞勝...

ダービー馬、復活なるか

8月19日は、柴田政人 調教師、藤沢則雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 日曜は札幌競馬場で札幌記念、小倉競馬場では北九州記念が行われます。札幌記念はサマー2000シリーズ、北九州記念はサマースプリントシリーズのいずれも第4戦にあたります。 札...

レース回顧:札幌記念

第54回札幌記念(GII)札幌競馬場 芝2000m日曜、札幌競馬場で行われた第54回札幌記念(GII・芝2000m、馬場:稍重)は、2番人気のサングレーザー(牡4)が、1番人気マカヒキ(牡5)、4番人気モズカッチャン(牝4)とのゴール前接戦を制して優勝。スワンステークス、マイラーズカップにつづき重賞...

レース回顧:北九州記念

8月21日は、浜田多実雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! 第53回テレビ西日本賞北九州記念(GIII)小倉競馬場 芝1200m日曜、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第4戦・第53回テレビ西日本賞北九州記念(GIII・芝1200m、馬場:良)は、6番人気のアレスバローズ...

王者不在のヨーロッパ戦国時代

8月23日は、千田輝彦 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 今年の欧州チャンピオン戦線は、猫の目のように覇者交代を繰り返してきました。シーズン当初は昨年の英チャンピオンSを7馬身差で圧勝したフランケル産駒クラックスマンが、ガネー賞、コロネーションCと...

中山を彩った名馬たち【34】ユキノサンライズ
1990年12月15日 ターコイズステークス

1着賞金3600万円。中山競馬場・芝外回り1600mを舞台に行われる牝馬限定のハンデキャップ重賞ターコイズステークスが、新設されたのは2015年……第1回の優勝馬は、友道康夫厩舎、戸崎圭太騎手騎乗のシングウィズジョイ、オーナーは社台レースホースだった。しかし、同レースの歴史を振り返ると、オープン特別...

ゆかりの名馬を訪ねて~アユサン~

ようこそいらっしゃいませ。 中山馬主協会および中山競馬場にゆかりの名馬をご紹介する本企画。 今週の名馬は、中山馬主協会会員の星野壽市様の所有馬として牝馬クラシックの桜花賞(GI)を制したアユサンをご紹介します。競走馬引退後は生まれ故郷の下河辺牧場に戻り、繁殖牝馬として頑張っています。 ...

UMACAデビュー

8月26日は、奥村 豊 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます! ようこそいらっしゃいませ。 昨日JRAより、キャッシュレス投票サービス「UMACA投票」についての発表がありました。また特設サイトもオープン。9月22日(土)、4回中山6日より、東京競馬場においてまずは開始されます。U...

レース回顧:新潟ジャンプステークス

8月27日は、菊沢一樹 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます! 第20回新潟ジャンプステークス(J・GIII)新潟競馬場 芝3250m土曜、新潟競馬場で行われた第20回新潟ジャンプステークス(J・GIII・芝3250m、馬場:良)は、2番人気のタイセイドリーム(牡8)が直線内から脚を伸ばし...

レース回顧:キーンランドカップ・新潟2歳ステークス

第13回キーンランドカップ(GIII)札幌競馬場 芝1200m日曜、札幌競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第5戦・第13回キーンランドカップ(GIII・芝1200m、馬場:稍重)は、1番人気のナックビーナス(牝5)がスタートから先手を奪って逃走し、最後の直線でも後続を引き離して優勝。初の重賞タ...

北米リーディング争いの熾烈

ようこそいらっしゃいませ。 ヨーロッパでは昨年の年度代表馬で牡牝の別を超え絶対女王として君臨していたジョン・ゴスデン厩舎のエネイブルがシーズン当初から長い休養に入り、その間に同じゴスデン師が送り込んだフランケルの大物クラックスマン(ガネー賞、コロネーションCでG1連勝)、次に名匠サー・マイケル...

中山を彩った名馬たち【35】アイネスフウジン
1989年12月17日 第41回朝日杯3歳ステークス

世界レコードとなる19万6517人のファンで埋まった東京競馬場。勝者を讃えようと自然発生的に巻き起こった“ナカノ・コール”。第57回日本ダービー、東京優駿は、いまなお、伝説のひとつとして競馬ファンの間で語り継がれている。 しかし――――。 この日本ダービーが行われる5ヶ月前……平成元年、中山を舞...


×