きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。 今年のドバイワールドカップは、厳しい結果となりました。期待されていたスマートファルコンも、昨年2着のトランセンドも、ダービー馬エイシンフラッシュも世界の高い壁にはね返され日本馬は総崩れとなりました。 メイダン競馬場ゴール前で雄叫びをあげたのは地元UAEモンテロ...

ようこそいらっしゃいませ。 約1年5ヶ月ぶりに福島の地に競馬が帰ってきます。東日本大震災で壊滅的な被害を受けたスタンドも改修除染作業も3月22日に終え、あとはレースの再開を待つばかりになっています。 「再開、そして再会」をテーマに東北の再興へ向けて第一歩を踏み出します。初日のメインは福島...

ようこそいらっしゃいませ。 今週行われる桜花賞出走予定馬の中で、ハナズゴールの血統がひときわ目立ちます。 オーナーのマイケル・タバート氏は大阪の税理士に勤務するオーストラリア人。日本人の妻によって名付けられたハナズゴールは前走のチューリップ賞で絶対本命視されていた女王候補のジョワドヴィー...

ようこそいらっしゃいませ。 先週日曜日の中山競馬4レースで今年デビューした山崎亮誠騎手が初勝利を挙げ、5名デビューした今年の新人騎手のなかでは、中井騎手、原田騎手に続き3人目の初勝利となりました。 4月3日にはJRA競馬学校騎手課程31期生入学式が行われ、木幡初広騎手の次男・巧也君、鮫島...

ようこそいらっしゃいませ。 明日から福島競馬が幕を開きます。福島の競馬ファンのみなさま、おめでとうございます。大変な1年でしたが、やっと日常の一つが戻った気がします。普通の暮らしがあって、普通に競馬が行われる、四季折々、景色が微妙に変化する中をゆったり時間が流れる、何でもない日常のありがたさを...

ようこそいらっしゃいませ。 明日はクラシック第1弾の桜花賞が行われます。最近、感じることは繁殖牝馬の質が著しく上がっていることです。10年ほど前までは乱暴な言い方をすれば、サンデーサイレンスをつけておけば良い仔が生まれた。ところがポストサンデーの時代にはそうはいかない。社台ファームやノーザンフ...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のニュージーランドT、カレンブラックヒルがなかなか強い勝ち方をしてくれました。デビュー以来、マイル戦ばかりを3戦3勝と底を見せません。NHKマイルCでは大本命馬に押し上げられるのでしょうか。 馬名のカレンは冠名でカレンチャンなどと同様に鈴木隆司オーナーの愛...

ようこそいらっしゃいませ。 クラシック第1弾・桜花賞はジェンティルドンナの快勝でした。それにつけても思うのはシンザン記念の価値というものです。昨年のマルセリーナに続いてシンザン記念組の連勝です。 昨年は勝ったレッドデイヴィスが3つの重賞を制覇し、2着のオルフェーヴルは三冠馬に輝いています...

ようこそいらっしゃいませ。 グランプリホースとして活躍したメジロパーマーが亡くなったとの悲報が流れました。2002年に繁殖引退後、旧メジロ牧場のレイクヴィラファームで余生を送り、25歳の往生でした。 メジロパーマーの同期にはメジロマックイーン、メジロライアンがいて、のちに「メジロ87年組...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日、アメリカ・テキサス州アーリントンの地で、レンジャーズのダルビッシュ有投手がメジャーデビューを果たしました。球場には日本からもファンがかけつけ日本から米国へ渡った若武者のデビュー戦に日米が注目しました。ダルビッシュは2回までに5点を失うものの味方打線が爆発し、メ...

ようこそいらっしゃいませ。 先週から約1年半ぶりに福島競馬が再開されました。ここに至るまでは様々な苦難があったことと思います。初日は朝6時ごろから競馬場にファンが集まり始め、開場時刻の午前8時45分には約1500人が列ができました。多くの競馬ファンの方が福島競馬の再開を待ち望んでいました。土日...

ようこそいらっしゃいませ。 リーディングサイヤー争いが熾烈を極めています。ディフェンディングチャンピオンのキングカメハメハを目下2世代だけのディープインパクトが猛追しています。キンカメ12億8千万円あまり、ディープ12億2千万円あまり、収得賞金差は6200万円あまりというのが先週までの結果。今...

ようこそいらっしゃいませ。 今日は中山競馬場で名物レース中山グランドジャンプ、海の向こうのイギリス・リヴァプール近郊のエイントリーで障害レースの最高峰グランドナショナルが行われます。ハンデ戦のためG3に格付けされていますが、このレースの勝ち馬こそ世界の障害王なのは疑いありません。 よく知...

ようこそいらっしゃいませ。 良いお天気で皐月賞が迎えられそうで何よりです。前売りではグランデッツァが3.7倍、ワールドエースが3.9倍で1番人気を激しく争っています。ディープブリランテは5.9倍、ゴールドシップが6.5倍、ここまでが10倍以下ですから、4強対決の構図でしょうか。面白い皐月賞にな...

ようこそいらっしゃいませ。 ネイティヴダンサーという馬がいます。1950年代前半に22戦21勝の戦績を残した歴史的名馬です。 当時はテレビの普及期で競馬中継も行われ人気を集めていました。まだモノクロの時代なのですが、芦毛の彼は見分けやすく、しかも強いのですからテレビスターとして打ってつけ...

ようこそいらっしゃいませ。 どちらも混戦状態だった牡馬、牝馬クラシックはゴールドシップ、ジェンティルドンナが制し主役争いに一歩抜け出した形となりました。 3歳馬の舞台は今週より東京、京都へと移りオークス(5/20)、日本ダービー(5/27)の切符をめぐりトライアルが行われていきます。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週土曜、福島競馬場で行われる「福島牝馬ステークス」は、過去8回のうち単勝1番人気が馬券に絡んだのはわずか2回、二桁人気の馬の活躍も目立つなど、穴党派には魅力的な(?)出走馬にとっては複雑な女性心理を反映したかのような波乱のレース模様が続いています。 2009...

ようこそいらっしゃいませ。 本年は近代競馬がはじまって150周年を迎えます。現在の競馬の原型となる「洋式競馬」がはじめて行われたのは1862年の春。横浜の居留地に住む外国人のレクリエーションのために競馬が行われるようになりました。 当時横浜は幕末に開港されて以来、日本最大の貿易港でしたの...

ようこそいらっしゃいませ。 待ち兼ねました。明日は再開後はじめてのグレードレース福島牝馬Sが行われます。なかなか面白いメンバーが揃いました。 ちょっと注目しているのは3頭出しのゼンノロブロイ産駒。アニメイトバイオは近況が不振ですが格上の存在です。重賞勝ちはG2ローズSだけですが、G1阪神...

ようこそいらっしゃいませ。 日本では桜花賞、皐月賞とクラシックが開幕しましたが、海の向こうはこれからです。5月5日には英2000ギニーとケンタッキーダービー、これでシーズンインという気分ですね。 イギリスでは先日亡くなった大種牡馬モンジューの産駒キャメロットが圧倒的な支持を集めています。...

ようこそいらっしゃいませ。 明日24日は中山競馬場においてブリーズアップセールが行われます。本年度は新たな試みとして、前日に比較展示が行われます。 購買したい馬を前日にじっくり上場馬の吟味をしてセールに臨めるように行われています。昨年のセールで落札された馬は、新潟2歳ステークス優勝のモン...

ようこそいらっしゃいませ。 本日24日、中山競馬場ではJRAが育成した2歳馬セリJRAブリーズアップセールが開催されます。夏から秋にかけて全国各地の1歳市場で購買した馬も含め、およそ85頭が登場します。 JRAブリーズアップセールは早くから活躍する馬が多いようで昨年この舞台で872万円で...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日中山競馬場でブリーズアップセールが開催されました。昨年は震災の影響があったと思いますが、本年は昨年より多くの競馬関係者が詰めかけ大盛況でした。 上場された74頭は全て完売、売却総額は約7億2900万円、平均価格は約985万円。最高落札価格はダイワメジャー産...

ようこそいらっしゃいませ。 今週、京都競馬場に登場する王者オルフェーヴルに注目が集まっています。前走の阪神大賞典では逸走後、最後方から猛然と追い上げオルフェーヴルは圧倒的な存在感をアピールしました。しかし今回は勝ってその強さを示す舞台でしょう。 距離3200m、淀の坂を2度越える天皇賞(...

ようこそいらっしゃいませ。 1986年のダービー馬ダイナガリバーが亡くなったそうです。29歳ですから大往生と言っていいのでしょうね。お疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。 この馬の最大の功績はクラブホースの存在を広く馬主社会や一般ファンに認知させたことでしょう。彼が所属した社台レースホ...

ようこそいらっしゃいませ。 競馬の春が満開、そんな気持ちにさせてくれる今週末です。日本では古馬の頂点を極める天皇賞・春、香港ではクイーンエリザベス2世S、ヨーロッパではシーズン最初のG1ガネー賞が行われます。 そのガネー賞、昨季のヨーロッパ古馬チャンピオンに輝いたシリュスデゼーグルが登場...

ようこそいらっしゃいませ。 今日は国民の祝日、昭和の日と名付けられて久しいのですが、昭和時代までは天皇誕生日と呼ばれていました。春の天皇賞も曜日にかかわらず4月29日に固定され、ホースマンの最高の栄誉をさらに誇らしく彩りました。 昭和天皇は1989-01-7日に崩御されているので、正式に...

ようこそいらっしゃいませ。 天皇賞は思いがけない結果になりましたが、ビートブラックと石橋脩騎手は勝つにはこれしかない、そんな勇敢な騎乗で見事に栄冠を手中にしました。父がマイナー系のミスキャストというのも渋くていいですね。関係者のみなさま、おめでとうございます。 さて、週末は世界のあちこち...


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