きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

新年あけましておめでとうございます。どうぞ今年が皆さまにとって日本にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。 さて、競馬の方は5日の中山と京都の金杯が事始めです。今年はアドマイヤコスモスという大物が出現、いきなりターフを湧かせてくれそうです。 母アドマイヤラピスは3000mの嵐山S...

ようこそいらっしゃいませ。 お正月2日目、いかがお過ごしでしょうか。お屠蘇気分で馬券検討は競馬ファンの醍醐味の一つです。 さて、昨年の朝日杯フューチュリティSの覇者アルフレードは、ステイヤー資質の強かったアンバーシャダイの全妹で快速王サクラバクシンオーを生んだサクラハゴロモの曽孫です。も...

ようこそいらっしゃいませ。 お屠蘇気分にまぎれて馬名の物語を想像しています。昨年の朝日杯フューチュリティSの勝ち馬アルフレードは日本の羽衣伝説と西洋のオペラ『椿姫』のストーリーの合体?そんなお話をしました。 さて、曽祖母サクラハゴロモは羽衣をまとって天上に帰らず、生まれ故郷の社台ファーム...

ようこそいらっしゃいませ。 今年の競馬始め、中山金杯は2頭のマル地が注目されています。アドマイヤコスモスとフェデラリストがその馬ですが、いわゆる地方育ちということではなく、中央未勝利のまま地方転出し規定の2勝を上げて、中央にに帰還した敗者復活戦上がりの馬たちです。 アドマイヤコスモスは3...

ようこそいらっしゃいませ。 毎年この日から中央競馬がスタートします。競馬社会の住人にとっては元旦みたいなものでしょうか。 この日を前に厩舎関係者の表彰が発表されています。JRAと指定競走の合算で順位が決められるため、ジョッキー部門では岩田康誠騎手がJRAリーディングの福永祐一騎手を追い抜...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日の中山金杯はマル地馬2頭に注目していたのですが、明暗を分けるというか、アドマイヤコスモスには気の毒なことになってしまいました。回復を祈るしかありません。 勝ったフェデラリストは名牝ダンスパートナーの息子、G1馬を輩出し続けている一族ですが、ダンスパートナー...

ようこそいらっしゃいませ。 JRA賞が決まりました。年度代表馬は三冠+有馬記念のオルフェーヴルです。誰にも異論のないところでしょう。今年の凱旋門賞挑戦など海外雄飛への期待も込めて、堂々たる戴冠と言って良いのではないでしょうか。 JRA賞は競馬ジャーナリストなどの投票で決まるのですが、今年...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日7日の川崎競馬場で調教試験が行われました。地方競馬では長期休養明けの馬などにレースをまっとうできる仕上がりに達しているかを実戦形式で確認します。この調教試験に地方の英雄フリオーソが登場してきました。船橋所属の彼が川崎に出向いて試験を受けたのは、もちろん今月25日...

ようこそいらっしゃいませ。 去年のちょうど今日、シンザン記念が行われています。勝ったレッドデイヴィスは前走は500万下を降着、2着のオルフェーヴルは京王杯2歳Sを10着と大敗していました。どちらか言うと2歳戦線の負け組同士のイメージでした。 その“落ちこぼれ”同士が1年後には三冠馬になっ...

ようこそいらっしゃいませ。 女子サッカーなでしこジャパンの澤穂希選手が、世界No.1プレーヤーに贈られるバロンドールに輝きました。競馬で言えば凱旋門賞に勝ってヨーロッパチャンピオンの証し、カルティエ賞年度代表馬を獲得するようなものでしょう。凄いことだと思います。まぎれのない偉業です。 な...

ようこそいらっしゃいませ。 年が替わると生産者やオーナーブリーダーの皆さんは、もっとも忙しく悩ましく、また楽しい時期を迎えます。種付けシーズンがもうすぐそこまで迫っているからです。 牡馬は人気種牡馬になると200頭を超える種付けをします。ところが牝馬はどんなに偉大な馬でも年に1頭だけ。な...

ようこそいらっしゃいませ。 怪物フランケルの主戦トム・クウィリー騎手が、短期免許で日本にやって来るそうです。昨年イギリスでリーディングトレーナーに輝いたサー・ヘンリー・セシル厩舎の大黒柱でもあり、本場仕込みのパワフルな騎乗がとても楽しみです。 フランケルはデビュー以来9戦9勝と無敗街道を...

ようこそいらっしゃいませ。 今週の中山メインAJC杯が豪華メンバーになりそうです。まずは名牝エアグルーヴを母に持つ超良血ルーラーシップ、久々の有馬記念を4着にまとめました。この馬がまだG1を勝てないのが不思議なくらいです。G2は2戦2勝と負け知らずですから今度も勝ち負けでしょうか。 良血...

ようこそいらっしゃいませ。 今週の注目馬はワールドエースかもしれません。土曜京都6Rの若駒S(芝2000m)に出走予定ですが、これが父の蹄跡をなぞるようなローテーションだからです。父とは無論、ディープインパクトです。 ご存じのようにディープインパクトは新馬、若駒Sを連勝、弥生賞、皐月賞、...

ようこそいらっしゃいませ。 一昨日、ドバイワールドCデーの1次登録が締め切られました。登録料無料という手軽さもあるのでしょうが、ずいぶんとたくさんの馬が登録を済ませました。 日本でもそうなのですが海外もにぎやかです。アイルランドからはソーユーシンクが参戦を表明。一躍、クラシックの本命候補...

ようこそいらっしゃいませ。 短期免許でやって来たトム・クウィリー騎手が今日から日本のコースを走り初めですね。英リーディングトレーナーのサー・ヘンリーセシル厩舎の主戦で怪物フランケルのパートナーとして有名です。 今週は土曜4鞍、日曜4鞍の計8鞍の騎乗です。メインでの騎乗がなくちょっと地味め...

ようこそいらっしゃいませ。 競輪やオートレースを所管する経済産業省が、払戻率をこれまでの75%から70%へ引き下げるそうです。うーん、難しい問題ですね。ファンにしてみれば、75円の価値が70円に減ってしまいます。主催者はその分、集客イベントを実施したり、広告宣伝に力を入れてファン拡大に努力する...

ようこそいらっしゃいませ。 1月には東西で11の重賞レースが争われます。昨日のAJC杯、平安Sが済んだ時点で8レースを消化、東西比較では4勝4敗と五分と五分の形勢になっています。昨年は東の2勝9敗という結果でしたから、美浦勢が大いに奮起していることになります。 日経新春杯のトゥザグローリ...

ようこそいらっしゃいませ。 ヴィクトワールピサが引退したと思ったら、フェラーリピサが帰ってきました。前走で27ヶ月ぶりのカペラSを叩いて根岸Sに向かいます。 ピサの愛称が示すように、どちらも市川義美さんの愛馬です。市川さんはシャイニンレーサー、シャイニンルビーと牝馬では重賞勝ちを果たして...

ようこそいらっしゃいませ。 競馬界は閉鎖的だと批判されることが多いのですが、もっと狭小なのが野球界だと怒っている人がいます。スポーツジャーナリストの鷲田康さんです。 《ブーマーはなぜ選ばれなかったのか?》というコラムで鷲田さんは三冠王に輝いた彼がなぜ殿堂入りしないのか、と選考にあたる記者...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のの川崎記念をスマートファルコンがレコードで圧勝、ドバイワールドCへ大きな弾みをつけました。 メイダン競馬場の2000mはスタートして直ぐに1角を迎え、そのコーナーが急角度でかなりキツくなっており、先行馬にとって息の入りやすいコース形態です。コーナー毎に後...

ようこそいらっしゃいませ。 《馬三郎》の名物記者・弥永明郎さんが怒っています。先日のJRA賞の授賞式にシラけたということのようです。会場は凱旋門賞やドバイワールドC壮行会の雰囲気、肝心の国内競馬はどうなるんだと苛立ちを感じたようです。 『凱旋門賞を勝ってカルティエ賞を』と言われても、抱負...

ようこそいらっしゃいませ。 オーストラリアの話題です。昨日のムーニーヴァレー競馬場のG2オーストラリアSをブラックキャビアが圧勝して連勝を17に伸ばしました。映像を通してしか見られないのですが本当に強いです。平凡な表現ですが、エンジンが違う感じですね。 この後はコーフィールド競馬場に転戦...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のシルクロードS、ロードカナロアは強かったですね。これで5連勝、通算6-2-0-0とまったく底を見せません。高松宮記念で僚馬カレンチャンと頂上対決ですね。 安田隆行厩舎はこの2頭以外にもダッシャーゴーゴーというスプリント界の大駒を抱えています。ダート戦線で...

ようこそいらっしゃいませ。 ちょうど2ヶ月後の3月31日に行われるドバイワールドC、ドバイでは宗教上の制約から馬券は発売されませんが、ヨーロッパのブックメーカーは熱さを増しています。まぁ、平地競走はシーズンオフという事情もあるのでしょうが。 3倍から4倍見当の1番人気にソーユーシンクが推...


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