きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。 本当にやってきたんですね。エリザベス女王杯に登録のスノーフェアリーとダンシングレインが、成田空港から検疫所入りして本番に備えています。ちょっと気が早いのですが近況を簡単にご紹介しておきます。 昨年の同レースであまりにも強烈すぎる末脚でファンを驚愕させたスノーフ...

ようこそいらっしゃいませ。 今日は文化の日、恒例の秋の受賞が発表され、女優の大竹しのぶさんが紫綬褒章の栄誉に輝きました。学術、芸術、スポーツ分野の功労者に贈られる賞だそうです。おめでとうございます。 スポーツ関連ではオリンピックのメダリストが中心で、その他では自転車の中野浩一選手が世界選...

ようこそいらっしゃいませ。 昨夜の大井競馬場、JBCデーはなかなかの盛り上がりでした。良い馬が揃って良いレースをすれば客は集まるものだと、今さらのように当たり前のことを思わされました。 JBCレディスクラシックは、ラヴェリータとミラクルレジェンド、2頭の人気馬の一騎打ち、見応えのあるレー...

ようこそいらっしゃいませ。 祝日のJBCクラシックは武豊騎手のスマートファルコンが先手必勝、藤田伸二騎手のトランセンドの追撃を封じ込めました。この頂上対決には登録だけにとどめて、みやこSへ回ったのが、《眠れる帝王》エスポワールシチーです。 昨年のブリーダーズC挑戦を境にどうも調子が戻りま...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のファンタジーS(芝1400m)を快勝したアイムユアーズは、非常にチャレンジングな血統の持ち主です。父ファルブラヴ、母系は曽祖母ダイナカールですから、社台・ノーザン系には普通に見られる配合です。どこがチャレンジングかというと………。 ご存じのように曽祖母ダ...

ようこそいらいっしゃいませ。 “出世レース”アルゼンチン共和国杯は、1600万下からの格上挑戦トレイルブレイザーに凱歌が上がりました。3.5キロの斤量差はありましたが、格上オウケンブルースリを完封したのは立派でした。新星誕生ですね。 ただ池江泰寿厩舎には三冠馬オルフェーヴル、天皇賞馬トー...

ようこそいらっしゃいませ。 今週は京都でエリザベス女王杯、東京で武蔵野Sが行われます。武蔵野Sは交流G1のJBCデーに近接していることもあり、どうもレースの意義とか位置付けが曖昧になっています。 しかし過去15回の歴史の中で、少なくとも一度だけ燦然たる輝きを放ったことがあります。2001...

ようこそいらっしゃいませ。 あす門別競馬場で交流G3北海道2歳宥俊が行われます。今年で38回目を迎える伝統あるレースですが、道営デビューの馬たちの中央や南関東移籍への登龍門、そんな印象が強いレースです。 06年の2着馬アンパサンドは川崎に転厩して、翌春の東京ダービーでフリオーソを破って優...

ようこそいらっしゃいませ。 土曜メイン京王杯2歳Sはどういう傾向のレースなのか?全般的にはクラシック云々というよりは、この時期での完成度の高さを競う性質が濃いようです。 実際、このレースを勝ってクラシックも勝利したのは、74年の桜花賞、オークスの二冠馬テスコガビー、98年のオークス馬ウメ...

ようこそいらっしゃいませ。 京王杯2歳Sは完成度の高さを競うレースだと書きました。それならモンストールの能力が高そうだなぁ、新潟2歳Sで魅せた末脚の確かさは若駒離れしてましたからね。 この完成度を上回る潜在能力の持ち主はいないか?エーシンブラスターにちょっと注目しています。デビュー戦の未...

ようこそいらっしゃいませ。 エリザベス女王ほど世界中の競馬ファンに名を知られ親しまれている人はちょっと他にいないでしょう。今年もダービーにカールトンハウス(1番人気3着)を送り込むなどオーナーとしての盛名はもちろんそうですが、世界中に女王の名を冠したレースが存在するからです。 本家イギリ...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日の東京メイン京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブは、新種牡馬アドマイヤムーンの産駒でした。ムーンは函館2歳Sのファインチョイスに次ぐ重賞2勝目、勝ち上がり率も高く期待どおりの働きぶりです。 母父にサンデーサイレンスの血が入っているので、ちょっと配合相手を選ぶ...

ようこそいらっしゃいませ。 《あんな騎手に乗ってもらいたい》馬主ならどなたも、そう溜息をつきそうな騎乗ぶりでした。エリザベス女王杯のライアン・ムーア騎手です。 追われて一完歩一完歩しっかり伸びるスノーフェアリーも偉いが、ムーア騎手の豪腕も見事の一語に尽きるものでした。外国人騎手偏重が指摘...

ようこそいらっしゃいませ。 秋のG1、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンC、ジャパンCダートに出走の外国馬には、一定の条件をクリアすると報奨金が支払われます。指定レースの勝ち馬には本賞金以外にその7割のボーナスが支給されることになっています。2着、3着にもそれなりのボーナスが...

ようこそいらっしゃいませ。 昨年の凱旋門賞でナカヤマフェスタに半馬身先着し、日本のファンを悔しがらせたワークフォースが社台スタリオンで来年から種牡馬生活に入るそうです。ナカヤマフェスタも日高のブリーダーズスタリオン入り、ここでも同期のライバルとして競い合うことになります。 ワークフォース...

ようこそいらっしゃいませ。 ヨーロッパの今年の活躍馬を顕彰するカルティエ賞が決まりました。年度代表馬は最優秀3歳牡馬と併せてフランケルの受賞です。ここまで9戦9勝、今季も5戦5勝、G1を4連勝中ですから、百人中百人が文句のない選考結果です。 この怪物、来季も現役を続行してくれるようですが...

ようこそいらっしゃいませ。 日曜新潟メインの福島記念(芝2000m、ハンデ)に出走のアドマイヤコスモスは期待の新星です。 デビューが3歳4月と遅く、既走馬に混じっての未勝利戦、キャリアの浅さゆえか2着と取りこぼし中央登録を抹消、再起をはかった公営名古屋で2、1、1着と素質開花させ、実質わ...

ようこそいらっしゃいませ。 明日のマイルチャンピオンシップ、これまで27回の歴史で3頭の3歳馬が勝利の雄叫びをあげています。サッカーボーイ、タイキシャトル、アグネスデジタルです。競馬がある限り永遠に語り継がれる名馬ばかりです。 さて、今年の3歳勢は外国馬イモータルヴァースを筆頭に、安田記...

ようこそいらっしゃいませ。 東スポ杯2歳Sのディープブリランテ、強い競馬でした。大物感すら伝えてくれる内容でしたね。あえて重箱の隅を突けば前半かかり気味だったことくらい。レースのレベルが上がるとちょっとした欠点が大きく拡大されてしまうものです。課題でしょうね。 母系はおなじみの血統です。...

ようこそいらっしゃいませ。 マイルチャンピオンシップで当協会員の平井豊光さんの愛馬エイシンアポロンが見事な勝利を収めました。おめでとうございます。昨年のエーシンフォワードに続き2連覇の偉業です。 エーシンフォワードは父フォレストワイルドキャット、エイシンアポロンは父ジャイアンツコーズウェ...

ようこそいらっしゃいませ。 7年前の大晦日を最後に廃止された高崎競馬場所属でタマルファイターというサラブレッドがいました。父キンググローリアス、母イズミケリーという血統です。2歳から8歳までタフに走り抜き63戦11勝の成績でしたが、特筆すべきは中央での2勝2着1回が含まれていることです。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 きのう東京競馬場に入厩したデインドリームの馬服がとてもオシャレで目を引きました。ドイツと日本の国旗をモチーフに施されたデザインは、半分ずつの権利を持つドイツ人オーナーと社台ファームの吉田照哉さんの一体感を表現したものです。競馬が国境のない文化であることを改めて学びま...

ようこそいらっしゃいませ。 東京地方の昨夜はちょっと雨がパラつきましたが、今日から週末にかけて良いお天気に恵まれそうです。絶好の競馬日和でジャパンCを迎えられそうですね。 ところで海外はジャパンCどう見ているのでしょうか?イギリスのブックメーカーのオッズを眺めてみると、やはり凱旋門賞馬デ...

ようこそいらっしゃいませ。 ジャパンCの枠順が確定しました。凱旋門賞1、2着コンビのデインドリームは13番、シャレータは14番で仲良く7枠に収まりました。先行タイプのシャレータにはちょっと辛いかもしれません。同じフランス勢のサラリンクスは6枠9番、内で脚を溜めて直線スパートが勝ちパターンの馬で...

ようこそいらっしゃいませ。 ジャパンCの金曜発売、ペルーサが1番人気ですか。ちょっと驚きました。凱旋門賞馬や並み居るG1馬をさし置いてのことですから。もう1年半も勝っていません。それなのにたくさんのファンに愛されて幸せな馬ですね。 2年前のジャパンC当日、彼は東京競馬場にいました。ウオッ...

ようこそいらっしゃいませ。 トップページでお知らせしていますように、今年も《有馬記念プレミアムレセプション》を実施します。昨年同様、有馬記念出走予定馬のトレーナー、ジョッキー、オーナーはじめ関係者の皆さんが一堂に集ってくれます。 競馬の社会的認知の向上、ステイタスの増大を通じて競馬ファン...

ようこそいらっしゃいませ。 ブエナビスタは凄い馬ですね。こういう馬と時代を共有できるのは、とても幸せなことです。一般ファンでも十分にそうなのですから、会員さん、関係者の皆さんはひとしおでしょうね。おめでとうございます。 ゴール直後にサラリンクスのスミヨン騎手が近づいて、ブエナの鼻ずらを撫...

ようこそいらっしゃいませ。 TCK(東京シティ競馬)が大井競馬場の馬場をオールウェザー化する計画を進めているようです。2年連続で外国馬の参戦のないジャパンCダートの現状を思うと、かなり画期的で勇気のある決断ですね。 よく言われるように、日本と欧米ではダートの質からしてそもそも異なり、“別...

ようこそいらっしゃいませ。 いろいろあった11月も今日で終わり、月が替わると中山、阪神開催の師走競馬の始まりです。今週注目したいのはG1ジャパンCダートもそうですが、中山・ステイヤーズS、阪神・鳴尾記念です。有馬記念への最終切符がかかった戦いでもあります。 ちょっと古い話になりますが思い...


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