きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今日は文化の日、恒例の秋の受賞が発表され、女優の大竹しのぶさんが紫綬褒章の栄誉に輝きました。学術、芸術、スポーツ分野の功労者に贈られる賞だそうです。おめでとうございます。

スポーツ関連ではオリンピックのメダリストが中心で、その他では自転車の中野浩一選手が世界選手権10連覇で、プロゴルファーの青木功さんが受賞されている程度ですね。競馬関係者は残念ながらまだいません。

さて、この褒章制度はさまざまな分野で実施されており、紅綬、緑綬、黄綬、藍綬、紺綬と色で区別されています。その対象は自らの危難を顧みず人命救助した人をはじめ、ボランティア活動や寄付行為なども含まれています。いわば“身近な等身大のヒーロー”を顕彰する制度です。

そういう意味では今年は多くの人が褒章を受ける資格がある?いうまでもなく東日本大震災では、身の危険を顧みず原発事故に立ち向かった消防士の方々、炊き出しなど被災地支援活動に走り回った人々、私財を投げ打って義援金を贈られた皆さん、映画やドラマのように格好良いわけではありませんが、日本人みんなが総ヒーローだったと思います。

その象徴的な存在がAKB48のお嬢さんたちでしょうか。いち早く5億円の寄付を行ったり(寄付額は増え続けています)支援活動に繰り返し被災地を訪れたり(しかも隠密裏に)彼女たちのメッセージは大きな勇気をもたらしてくれました。もちろん巷の無名の方々も立派な貢献をされました。日本人みんなに褒章をあげてほしい気分です。

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