きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話
ようこそいらっしゃいませ。 今日9月1日は《防災の日》とされています。88年前の今日、関東大震災に襲われたことから制定されました。いつもの年より生々しく感じられる《防災の日》です。改めて被災地の方々のお元気をお祈りしたいと思います。 さて、新潟2歳Sはジャスタウェイに“大物”の評判が高い...
ようこそいらっしゃいませ。 秋競馬の話題でいろいろと盛り上がる中、今年も短期免許でやって来る外国人騎手の名が上がっています。ヨーロッパの平地競走ははおおむね10月でシーズンオフとなり、来年4月のグランドナショナルまで障害シーズンとなります。アメリカは明確にシーズンオフというものはないのですが、...
ようこそいらっしゃいませ。 昨日は秋のG1戦線にやって来る外国人騎手のお話をしましたが、外国馬の参戦も例年にもまして増えそうです。しかも相当に骨っぽいと思わされる顔ぶれです。これも日本競馬の価値が広く認められてきたからでしょう。 秋のG1第1弾スプリンターズSには4頭がエントリーしていま...
ようこそいらっしゃいませ。 “西高東低”が囁かれるようになって四半世紀にはなるでしょう。とくに今年は極端で8月まで80の平地重賞が行われましたが、美浦勢17勝に対して栗東勢63勝という結果になっています。 一番大きな理由は東日本大震災でしょう。本来は中山で実施されるはずだった7つの重賞が...
ようこそいらっしゃいませ。 先週末の愛チャンピオンSをソーユーシンクが快勝しました。これでオーストラリアからヨーロッパへ来て5戦4勝2着1回、デットーリ騎手とリワイルディングの鬼脚にクビ負けただけです。チャンピオンホースらしい堂々たるレースぶりが続きます。 ところが管理するエイダン・オブ...
ようこそいらっしゃいませ。 今週の阪神メイン・セントウルSはサマースプリント最終戦、ボーナス賞金5000万円のかかったある意味で大一番になります。ここまで函館スプリントS、キーンランドCを連覇したカレンチャンが20ポイントを獲得してリードしていますが、登録のない彼女を他馬が逆転する目はあるので...
ようこそいらっしゃいませ。 中山開幕の第1弾・紫苑Sにピュアブリーゼがエントリーしています。ご存じのようにオークス2着で1勝馬ながら堂々のオープン馬です。秋華賞トライアルの位置付けで2着まで優先出走権が貰えますから、春は一息足りなかった馬、夏の上がり馬が中心のレースでオークス上位馬が出て来るの...
ようこそいらっしゃいませ。 秋の中山開幕の今週、フランスでは凱旋門賞トラアイルデーです。本番と同距離同コースの3歳限定G2ニエル賞にナカヤマナイト、古馬G2フォア賞にナカヤマフェスタ、ヒルノダムールと3頭の日本馬が威風堂々と参戦します。 日本馬の姿はないのですが牝馬G1のヴェルメイユ賞、...
ようこそいらっしゃいませ。 週末の中山競馬場は良いお天気に恵まれそうです。十分に手入れされた青々としたターフの上で開幕週らしいスピード競馬が堪能できそうです。ぜひ足を延ばしてみてください。 開幕初日のメインには秋華賞トライアルの紫苑Sが組まれています。例年だと有力馬が次週のローズSに回る...
ようこそいらっしゃいませ。 秋競馬の開幕で2歳新馬も注目馬がデビューを待っています。明日の中山5R芝1600mに出走のボーナラテルツァ、馬名はイタリア語で“三度目の正直”を意味するそうです。日高の千代田牧場のオーナーブリーダー馬ですが、どんな思いが込められてこの馬名になったのでしょうか。 ...
ようこそいらっしゃいませ。 “中山ハイウェー”はスピード馬がノンストップ状態です。開幕週初日メインの紫苑Sはレコード決着でした。内外で有利不利の差は感じられず、非常に整備が行き届いた状態になっています。今日の京成杯オータムH、どんな時計が出るんでしょうか。 ご好評をいただいているNAKA...
ようこそいらっしゃいませ。 サマースプリントシリーズの最終戦セントウルS(G2)をエーシンヴァーゴウが果敢に粘り切って女王の座につきました。当協会員の栄進堂さんの所有馬です。おめでとうございます。 父ファルブラヴは昨年のワンカラットに続いて連覇を果たしました。夏の短距離戦はファルブラヴ牝...
ようこそいらっしゃいませ。 凱旋門賞トライアル・フォア賞で僅差の2着に健闘したヒルノダムールの評判が急上昇しているようです。 でも、あくまで個人的な感想なのですが、勝ったサラフィナのルメール騎手はレース後に審議対象になるほど、狭く窮屈な内をこじ開けて伸びて来ました。ヒルノダムールと藤田伸...
ようこそいらっしゃいませ。 夏から秋へ、話題の一つに新種牡馬の動向があります。昨年はディープインパクト一色だったのですが、今年の勢力図はどんな形が出来上がろうとしているのでしょうか。 目下のところ、ダイワメジャーが2歳リーディングのトップです。小倉2歳Sをエピセアロームが勝ち頭ひとつ抜け...
ようこそいらっしゃいませ。 いわゆる“出世レース”と呼ばれるものがあります。後になって考えてみると出走メンバーから少なくない馬がクラシックを勝ったりしていた、みたいなことです。有名なのは最近ではブエナビスタの新馬戦でしょうか。1着が後の皐月賞馬アンライバルド、2着リーチザクラウンはダービーでも...
ようこそいらっしゃいませ。 凱旋門賞に出るのか出ないのか気を揉ませたソーユーシンクがロンシャンへ向かうとオブライエン調教師が発表しました。2000mの距離なら世界最強と言って良い実績があり、混戦模様の本番がますます面白くなりそうです。 あり余る戦力を持つオブライエン師と馬主のクールモアの...
ようこそいらっしゃいませ。 今年の菊花賞の大きなポイントは皐月賞が東京で行われたことです。皐月賞が横浜競馬場から東京を経て中山に移設されたのが1949年、以来、東京コースに移設されたのは今年を含めて7回です。東京皐月賞の歴代勝ち馬にはメイズイ、シンザン、キタノカチドキ、トウショウボーイなど名馬...
ようこそいらっしゃいませ。 フランスのディープインパクト産駒バロッチがロンシャンのプランスドランジュ賞(G3)で1馬身差の2着に健闘しました。G3といっても勝ったカサメントがG1勝ちの実績があり、他にも仏ダービー2着のバブルシック、前走で凱旋門賞に名乗りを上げたガリコヴァの2着スローペース、3...
ようこそいらっしゃいませ。 皐月賞、ダービーでは掲示板にも乗れなかった2頭で決着、このセントライト記念の結果をどう分析するのか?皆さん頭を悩ませておいでと思います。 理由はいくつも考えられます。一夏越して競走馬として充実の秋を迎えた、左回り東京で行われた春のクラシックからコース替わりで一...
ようこそいらっしゃいませ。 今週は“中山名物”オールカマーが行われます。オールカマー、一口で言えば“何でも来い”みたいなことです。サラブレッドとアラブの品種を超えて、中央馬と地方馬の所属の壁を超えて出走が認められました。“競馬の民主化”みたいなコンセプトがあったのでしょうか。 第1回は1...
ようこそいらっしゃいませ。 “誰でも来い”オールカマー歴代の印象に残る馬をご紹介しています。昨日は第1回オールカマー馬にして第1回有馬記念馬、中山の歴史に不滅の光彩を放つメイヂヒカリのお話でした。 オールカマーらしいオールカマーと言えば、57年の第3回ですね。このレースには前年の牡馬クラ...
ようこそいらっしゃいませ。 今年は《ダビスタ》誕生20周年になるそうです。ゲームソフト《ダービースタリオン》は1991年にデビュー、プレイヤーが生産者、馬主を兼ねるオーナーブリーダーとなり、競馬の醍醐味をとことん味合わせてくれる趣向になっています。ニックスという血統理論も発祥はこのゲームとされ...
ようこそいらっしゃいませ。 今週は“中山名物”オールカマーの歴史にさん然と輝く名馬たち、そのエピソードの数々をお伝えしています。今日はこの馬を抜きにしてはオールカマーを語れない、このレース3連覇の偉業を成し遂げたマツリダゴッホのお話です。 彼は2003年生まれのサンデーサイレンス産駒、偉...
ようこそいらっしゃいませ。 きのう船橋競馬場で行われた日本テレビ盃(ダ1800m・G2)は、スマートファルコンが4馬身差で圧逃劇を演じました。これで重賞6連勝、通算成績を30戦20勝と伸ばしました。宿敵フリオーソは右前屈腱炎で出走除外となっています。軽度のもののようですが、養生して元気な姿を見...
ようこそいらっしゃいませ。 昨日のニューマーケット競馬場で吉田照哉さん所有のサプレザがG1サンチャリオットS3連覇の偉業を達成しました。次走は京都のマイルチャンピオンシップです。彼女は6歳馬ですが、3歳夏のデビューと使い出しが遅く、徐々に力を付けて今季はゴルディコヴァと小差のレースをするなど、...
ようこそいらっしゃいませ。 相当に強いとは思っていましが、あそこまでとは思いませんでした。昨日の神戸新聞杯を完勝したオルフェーヴルのことです。同世代同士ではちょっと競馬にならない印象すら覚えました。スローペースで流れ上がりの勝負は菊花賞と同パターン、距離が600m延びるのもまったく問題がないで...
ようこそいらっしゃいませ。 タレントの島田紳助さんの“黒い交際”が社会問題化したと思ったら、今度は足元で河野通文調教師の免許剥奪という余りにもショッキングな事件が表面化しました。 JRAによれば河野調教師の免許取消は、日本中央競馬会競馬施行規則第53条第6号に該当するとのことです。第6号...
ようこそいらっしゃいませ。 G1レースになるとJRAからプレ・レーティングが発表されます。出走各馬が見せた過去のパフォーマンスを数値化したものです。もちろんレースがレーティングどおり収まるものではありません。しかし個人的には世界のハンデキャッパーが知見を絞るこのレーティングというシステムをけっ...
ようこそいらっしゃいませ。 ダート短距離王決定戦JBCスプリントへのステップレース東京盃が、昨夜、本番と同コース同距離で行われました。スーニは強かったですね。これで重賞2連勝です。JBCスプリント2勝目に向けて完全復調してきたようです。2着に粘ったラブミーチャンもテンの3ハロン34秒1で飛ばし...
ようこそいらっしゃいませ。 秋のG1第1弾スプリンターズSで盛り上がる中山ですが、海の向こうでは明日からロンシャンウィークエンド開幕です。初日の目玉はドラール賞(G2、芝1950m)ですが、ナカヤマナイトが柴田善臣騎手を背に出走します。ところがG2とはいえ、かなり手ごわいメンバーが揃いました。...