きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.9.10

ようこそいらっしゃいませ。

秋競馬の開幕で2歳新馬も注目馬がデビューを待っています。明日の中山5R芝1600mに出走のボーナラテルツァ、馬名はイタリア語で“三度目の正直”を意味するそうです。日高の千代田牧場のオーナーブリーダー馬ですが、どんな思いが込められてこの馬名になったのでしょうか。

ボーナラテルツァの祖母フラワーアーチは、英二冠とキングジョージを勝ったナシュワンの持ち込みで血統的な期待も高かったと思われます。しかし仕上げに手間取り3歳3月にやっとデビュー戦、勝つには勝ちましたが桜花賞には間に合いません。

母グロリアスアーチ(父サンデーサイレンス)は、2歳12月にデビューしますが勝ち上がったのは4月30日、桜花賞は終わっていました。そんな無念の思いもあって“三度目の正直”なのでしょうか。桜の舞台までたっぷり時間のある9月デビューなのですから。

一族では母の半妹ベストオブミー(父ブライアンズタイム)がジュベナイルフィリーズに2着して桜花賞に駒を進めましたが、レジネッタの11着に敗れています。昨年は千代田牧場生産のホエールキャプチャ、トレンドハンターが、2着と3着に涙を飲みました。もう後一歩です。そんな思いからも“三度目の正直”なのでしょうね。

思いっきり独断と偏見で書いてしまいましたが、いろんな思いの詰まった秋競馬のスタート、ホースマンの皆さんの思いも受け止めたいと思っています。