きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨日は秋のG1戦線にやって来る外国人騎手のお話をしましたが、外国馬の参戦も例年にもまして増えそうです。しかも相当に骨っぽいと思わされる顔ぶれです。これも日本競馬の価値が広く認められてきたからでしょう。

秋のG1第1弾スプリンターズSには4頭がエントリーしています。シンガポールの英雄ロケットマンは21戦17勝2着4回の猛者、ワールドサラブレッドランキングでスプリンター部門2位と国際的評価も定着しています。まともなら勝たれそうですね。

このロケットマンを昨年のクリスフライヤー国際スプリントでクビ差しりぞけたのが香港のグリーンバーディー。昨年もやって来てセントウルSは強い内容の2着でした。今年もセントウルSから本番に向かうローテーションです。同じ香港のラッキーナインもこの2頭以外となら差はないでしょう。4歳という若さが武器になりそうです。

フランスのインエグザイルは1000mのG3サンジョルジュ賞を一昨年と今年の2回勝っています。1000mを越すと成績が落ちるようですが、日本の軽い馬場なら距離がもってしまうかもしれません。

英独のダブルオークス馬ダンシングレインはエリザベス女王杯へ、軽快な先行力の持ち主でスピードぶりが楽しみです。秋華賞にドイツのデインドリームがやって来ます。イタリアとドイツを行き来しながら活躍している馬で、G2イタリアオークスとG1ベルリン大賞を制しています。古馬牡馬相手のベルリン大賞を圧勝した力は本物でしょう。

ジャパンC選出馬も含めてこれからの登録も増えそうです。日本馬の馬主さんも気が気でない秋がやって来ます。

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