きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。 春の天皇賞で大金星を挙げたビートブラックが10月7日に行われる凱旋門賞に一次登録されたようです。豪州のメルボルンCも視野に入れ、秋は海外レースに挑戦するプランのようです。 振り返れば今年の天皇賞(春)は、先週とは一転して時計がでやすい高速馬場で行われたレースで...

ようこそいらっしゃいませ。 今週東京競馬場では3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップが行われます。ダービートライアルとして行われたNHK杯を前身に1996年に創設され、今年で17回の歴史を重ねます。 創設当時、日本の競馬は輸入馬の急増とともにレベルアップする過程で、外国産馬が猛威をふるい...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日、船橋競馬場では交流重賞かしわ記念(JpnⅠ)が行われ、JRAのエスポワールシチーが優勝しました。雨の降りしきる中、昨年の同レースの覇者フリオーソがハナを奪い、エスポワールシチーも絶好のスタートを切り2番手につけました。4コーナーで逃げるフリオーソに並びかけたエ...

ようこそいらっしゃいませ。 土砂降りで始まったGW、いかがお過ごしでしょうか。地方、中央、海外とビッグレース目白押しで競馬にとってもまさにゴールデンウィークです。 前半戦のハイライトは2日船橋のかしわ記念でしょうか。エスポワールシチーが久々の勝利を飾ったのですが、フリオーソが11回目のG...

ようこそいらっしゃいませ。 リーディングサイアー争いは今シーズン初頭からキングカメハメハとディープインパクトのデッドヒート。先週末現在でディープが遂にキンカメを追い抜きました。と言っても通過点の話ですから今後は予断を許しません。 キングカメハメハはここまで4世代がデビューし、昨年、一昨年...

ようこそいらっしゃいませ。 ヨーロッパのクラシック開幕戦の英2000ギニーはエイダン・オブライエン厩舎のキャメロットが制しました。鞍上はオブライエン師の19歳の長男ジョセフ騎手で彼は今日の1000ギニーの大本命メイビーの主戦でもあり、クラシック連勝の偉業を達成するかもしれません。“親の七光り”...

ようこそいらっしゃいませ。 NHKマイルCはカレンブラックヒルが鮮やかな逃げ切り勝ち。無傷の3歳マイルチャンピオンは98年のエルコンドルパサー以来、史上2頭目の快挙ということになります。歴史に名を刻む名馬と肩を並べたのは立派ですね。 反面、走破時計は史上もっとも遅い1分34秒5でした。週...

ようこそいらっしゃいませ。 明日9日、大井競馬場では南関東クラシック三冠の第一冠羽田盃が行われます。今年は12頭の参戦となりました。11年前このレースを無敗で制したトーシンブリザードは、その後、東京王冠賞、東京ダービーをも圧勝し史上初の無敗での南関東三冠馬となりました。今年この偉業にロンドンア...

ようこそいらっしゃいませ。 今週行われる春の古馬女王決定戦ヴィクトリアマイルに、アパパネが復権をかけてレースに挑みます。 一線級の牡馬と互角に渡り合う牝馬が増えたことから2006年に新設されたのがヴィクトリアマイルになります。あるときは女王がまさかの惨敗をし、あるときは女王が圧勝して存在...

ようこそいらっしゃいませ。 NHKマイルCで優勝したカレンブラックヒルはダービー出走を回避することが決まったようです。誠に残念ですが、秋のマイル・スプリントG1戦線を賑わせる存在になりそうですね。 主戦の秋山騎手はG1レース騎乗55戦目にして悲願の初G1制覇、おめでとうございます。秋山騎...

ようこそいらっしゃいませ。 ちょっと気が早過ぎるのですが凱旋門賞の話題です。というのも発表され始めたブックメーカーのオッズに向こうのホースマンの価値観が反映されていると思ったからです。 現在の1番人気は先週の2000ギニーを勝ったキャメロットの4倍、距離延びて凄みを増しそうなだけに順当な...

ようこそいらっしゃいませ。 ヨーロッパで日本がクローズアップされる年になるかも。昨日はそんなお話をさせてもらいました。明日、フランスでは1000ギニー&2000ギニーが同日開催、牝馬の1000ギニーはディープインパクト産駒ビューティーパーラー、牡馬の2000ギニーはハットトリック産駒ダビルシム...

ようこそいらっしゃいませ。 ヴィクトリアマイルは今年で7回目と歴史の浅いG1ですが、なかなか味わい深いレースを毎年見せてくれています。ウオッカ、ブエナビスタのような歴史的名牝が勝利の美酒に酔い、同じウオッカ、ブエナビスタが屈辱を味わってきたレースです。 ウオッカは4歳時にエイジアンウイン...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日の仏2000ギニーのハットトリック産駒ダビルシム、惜しかった、本当に惜しかったですね。短首、短首、ハナ、短首、短首と勝ったルカヤンから6着に敗れたダビルシムまで上位馬は一団での入線、直線で前が窮屈になる不利がなければと思わされる内容でした。まぁ、これも競馬という...

ようこそいらっしゃいませ。 1938年に兵庫県武庫郡鳴尾村で行われた優駿牝馬は、歴史を重ね今年で73回目を迎えます。優駿牝馬はイギリスのオークスに範をとり創設されたレースで、第1回の優勝馬にはアステリモアが輝きました。 このとき鞍上していた保田隆芳騎手は、当時まだ年齢18歳。史上最年少で...

ようこそいらっしゃいませ。 今年のオークスでは桜花賞馬ジェンティルドンナが二冠をかけてレースへ挑みます。距離が2400mに伸びるということもあるのでしょうか。これまで桜花賞・オークスを制し牝馬二冠となった馬はわずかに6頭。2006年、キストゥヘヴンは強烈な末脚で桜花賞馬となり優駿牝馬の舞台で二...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日は中山馬主協会の恒例行事、美浦トレーニングセンター会員研修会が開催されました。この研修行事は、美浦トレーニングセンターに預託している所有馬とのふれあいと競馬サークルの親睦を図るために昭和56年から毎年実施されており、今年で31回を数えました。会員とその関係者のほ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週はアメリカでは三冠2戦目のプリークネスS、イギリスでは怪物フランケルが今季緒戦のロッキンジS、シンガポール航空Cは結局日本馬の出走はありませんが、日本ではオークスが行われます。競馬シーズン真っ盛りです。 さて、先日英ヨーク競馬場で行われたダンテS(芝10ハ...

ようこそいらっしゃいませ。 名馬の影には“悲運の名馬”がいる、と感じさせられた昨日の英ニューベリー競馬場でのロッキンジSでした。 9戦9勝の怪物フランケルが今季緒戦に選んだこのレース、お約束のようにエクセレブレーションも出走してきました。1年前ニューベリーのG3グリーナムSで初対決して以...

ようこそいらっしゃいませ。 今朝の金環食はご覧になりましたか。1764-04-1日のイギリスは金環食が見られたそうです。この日、誕生したのがエクリプスというサラブレッドでした。金環食(エクリプス)から名付けられたと伝えられます。現在のサラブレッドの父系をたどると95%は彼の系統、ミスターサラブ...

ようこそいらっしゃいませ。 牝馬クラシック第2弾、優駿牝馬オークスが終わりました。レースレコードを大幅に上回る勝ちタイム。2着につけた着差は父のダービー同様5馬身。他馬が府中の坂を35秒台で走る中、上がりタイム34秒2。混戦模様と見られていた牝馬戦線は、ジェンティルドンナがただ1頭次元の違う走...

ようこそいらっしゃいませ。 過酷な戦いの果てにたどり着いた夢舞台ダービーは、日本のすべてのホースマンが憧れる特別な栄誉ある舞台でその年ごとに異なる姿でファンを魅了してきました。 1997年。この年のクラシック戦線はレースごとに勝者が異なり、皐月賞では二桁人気馬が1〜3着を独占するなど、群...

ようこそいらっしゃいませ。 今年のセレクトセールの上場馬が発表されました。セレクトセールは7月9日、10日の2日間にわたりノーザンホースパークで行われ、9日に1歳馬250頭、10日に当歳馬225頭の上場を予定してます。 注目の1歳馬は、ブラックエンブレムの半弟ヴァンドノワールの2011(...

ようこそいらっしゃいませ。 今月5日、チャーチルダウンズのケンタッキーダービーは、史上最高の16万5000人あまりの観客を集め、これも史上最高の売上を記録したそうです。 レイチェルアレクサンドラ、ゼニヤッタ、ハヴァグレースとアメリカでは3年連続で牝馬が年度代表馬に輝き、それはそれで素晴ら...

ようこそいらっしゃいませ。 ダービー出走馬18頭中7頭がディープインパクト産駒です。サンデーサイレンス系ということで言えば14頭、母父サンデーサイレンスの3頭も加えると17頭になります。昨年も全馬が父系もしくは母父にサンデーの血を持っていました。この傾向、当分は止まらないのでしょうね。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 気持ち良く晴れ上がって薫る風が心地よいダービー日和になりました。生涯一度の夢舞台には今日のようなお天気が似合います。折からの高速馬場で先週のオークス2分23秒6を物差しにすれば、2分22秒台の超高速決着になる? 昨日もお伝えしたようにディープインパクト7頭をは...

ようこそいらっしゃいませ。 ダービーが終わりました。今週からは2歳馬がデビューする新馬戦が始まります。ダービーからダービーへ、競馬の1年の終わりと始まりです。 それにしても今年のダービーは、結果的にオークス馬ジェンティルドンナの突き抜けた強さを改めて浮き彫りにしたレースでした。勝ったディ...

ようこそいらっしゃいませ。 NHKマイルカップから始まった5週連続G1のオーラス、安田記念が今週東京競馬場で行われます。マイルの頂点を賭け速さに憧れる名馬が集結し、これまで多くの激闘が繰り広げられてきました。 昨年はリアルインパクトが歴史上初となる3歳馬で安田記念制覇の偉業を達成しました...

ようこそいらっしゃいませ。 騎手としては菊花賞2勝、天皇賞・春制覇、また2年連続で関西リーディングジョッキーを獲得、調教師としては考案したアイデアを積極的に取り入れ競馬の新しい常識を作った元調教師の浅見国一さんが、28日に病気のため自宅で逝去されました。 浅見国一さんは1964年に調教師...

ようこそいらっしゃいませ。 今週日曜日の安田記念に香港から参戦する2頭の外国馬に注目してみたいと思います。 ラッキーナイン(せん5歳 父:Dubawi母:Birjand 母の父:Green Desert)は、昨秋セントウルSで2着、スプリンターズSで5着、帰国後に国際G1香港スプリント(...


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