きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週はアメリカでは三冠2戦目のプリークネスS、イギリスでは怪物フランケルが今季緒戦のロッキンジS、シンガポール航空Cは結局日本馬の出走はありませんが、日本ではオークスが行われます。競馬シーズン真っ盛りです。

さて、先日英ヨーク競馬場で行われたダンテS(芝10ハロン)、来月2日のダービーへの最重要ステップレースですね。10年ワークフォース、07年オーソライズド、05年モチィヴェイター、04年ノースライトと近10年で4頭のダービー馬を輩出しています。昨年はエリザベス女王の愛馬カールトンハウスがここからダービーに臨み大きな話題を呼びました(結果は3着)。

ことし勝ったのはマンデュロ産駒のボンファイアという馬。マンデュロといえば半姉マンデラが来週の日本ダービー最有力の1頭のワールドエースを送り出しています。現3歳が初年度産駒です。今後も要注意かもしれません。

日本がらみといえば、ダービートライアルSを勝ったメインシーケンスは輸入種牡馬アルデバランの産駒です。今年の2歳が日本でのファーストクロップとなるミスタープロスペクターの直仔という血統になります。

さらにプリークネスSの上位人気を争っているケンタッキーダービー馬のアイルハヴアナザーは日本ダービーで伏兵視されいるスピルバーグの兄にあたる(ということはトーセンラーも)フラワーアレイが父です。同2着のボーディマイスターはエンパイアメーカー産駒で海の向こうも日本の競馬とずーっと繋がっています。あちらもこちらも楽しめそうなウィークエンドになりそうです。

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