きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2012.5.20

ようこそいらっしゃいませ。

名馬の影には“悲運の名馬”がいる、と感じさせられた昨日の英ニューベリー競馬場でのロッキンジSでした。

9戦9勝の怪物フランケルが今季緒戦に選んだこのレース、お約束のようにエクセレブレーションも出走してきました。1年前ニューベリーのG3グリーナムSで初対決して以来、G1セントジェームズパレスS、G1クイーンエリザベス2世Sと打倒フランケルの使命に燃えてきた馬です。

結果は3戦3敗、2度の2着と3着という無情なものでした。3着に敗れたセントジェームズパレスSはフランケルを負かしにかかったエクセレブレーションとそうではなかったゾファニーの差だったと思っています。フランケルの出なかったレースでは、G1ムーランドロンシャン賞を含めて4戦4勝ですから、この希代の怪物さえいなければと天を恨みたくなります。

さて4度目の対決となったロッキンジS、ラスト2ハロンでフランケルがスパートするとエクセレブレーション以下はまったくついていけず、これまでの最大着差5馬身も千切られてしまいました。この怪物、いったいどこまで強いのでしょうか。

この後は来月のロイヤルアスコットのクイーンアンS(マイル)、そして7月7日のエクリプスSで10ハロンの距離に挑みます。さらに場合によっては8月1日のサセックスS(マイル)で21連勝中の快速ブラックキャビアとの対決が実現するかも。もし実現するなら30万ポンドの総賞金を100万ポンドに、そんな夢を後押しするプランもあるようです。

ところでエクセレブレーションはどこへ行くのか?“悲運の名馬”が選ぶ道にも興味がつきません。