第7回高橋 ユウさん

モデル(びわ湖大津ふるさと観光大使)

「栗東にトレセンがあります。」

滋賀県出身の私が競馬好きな方に会うと必ずと言っていいほど放っていた決め台詞。
一瞬相手の顔がぱっと明るくなり、そこ止まり。
というのは一度競馬番組で予想したことはありますが正直競馬にはあまり詳しくないのです。

なのでさっそく今回のテーマ“験担ぎ”について。
振り返るといろいろ験を担いできていました。

出発前にトイレの掃除。
神社にお参り。
オーディション前には決まったカフェに立ち寄る。

決まったカフェに立ち寄るというのは、一度とあるカフェでホットカフェラテを飲んでからオーディションに行ったら受かったという経験があったから。
後日またオーディション前に同じカフェで同じホットカフェラテを飲んだらまた受かりました。
こりゃもう行くしかないですよね。
3度目は起こりませんでしたが。おそらくカフェラテの器が変わったからでしょう。

ただ今も毎朝のようにカフェには行きます。
シンプルにカフェ好きではあるのですがそこにはとても大切な事が秘められているように思います。
それは「自分の大好きな時間を過ごし自分を喜ばせる行動をする」。
自分の機嫌を自分で取り、自分が自分の一番の味方であることがその日一日を自分らしく生きられることに繋がっていると感じているからです。

自分自身に寄り添って生きていると、何だかご縁が広がっていくような感覚があります。
そうして日々を過ごしていると夢が叶いやすくなったような、夢に対してのブレーキがかかりづらくなったような気がします。
大切な一日の始まりに私の背中を押してくれる行動です。

あとは眠る前。
自分で自分を抱きしめます。
なんとなくではありません。両手で精一杯自分自身を抱きしめて「今日もよく頑張ったね!いつもありがとう〜!大好きだよ〜!」と肩をポンポンしたり撫でたりとにかく愛でまくります。
一日の中での反省や悩みは一旦横に置いといてこの瞬間は自分を精一杯受け止めます。
これも自分の一番の味方でいるというところです。
私には二人の息子がいますが、息子たちにも眠る前に同じようにギューッと抱きしめてラブコールを伝えまくります。
「大好きだよ〜」から始まり「今日もありがとう。あなたは優しい。かっこいい。勇気がある!スペシャル!なーんでもできる!」 こんな感じで。
“言霊”と言う言葉がありますが、愛する息子たちへの方がなんの迷いもなく本心で「なんでもできるよー!』と言えますよね。

息子たちに伝えながら私自身にもその言葉が響いていくんです。
力が湧いてきて、何でも出来る気がしてきます。
こうして眠りにつき、朝目覚めてまた自分の喜ぶ時間を過ごす。

この自分に寄り添うルーティンが今の私にとっては“験担ぎ”なのかもしれません。

『BREAK TIME 3』は、今回をもって終了となります。ありがとうございました。

※この記事は 2024年5月17日 に公開されました。


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