きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話
香港電撃王決戦
ようこそいらっしゃいませ。 昨日ご紹介した香港ヴァーズ2400mは、ヨーロッパ勢を中心とした遠征馬の層が厚く地元香港勢はG1昇格以降1勝16敗と苦戦が続いています。でも1200mの香港スプリントなら話は別。G1昇格後の14年間で南アフリカのジェイジェイザジェットプレーンと日本の怪物ロードカナロ...
偉大なるホースマン
ようこそ、いらっしゃいませ。 今日12月2日は―― 秋山豊寛さんが日本人として初めて宇宙飛行に成功(1990年)したことを記念した「日本人宇宙飛行記念日」であり、あの沢村栄治投手がお亡くなりになった日(1944年)です。 そして、もうひとつ--日本競馬を作った偉大なるホースマン、故・浅見国...
スタミナ自慢比べ
ようこそいらっしゃいませ。 今週より5回中山開催がスタートです。開幕を飾るのは長距離重賞のステイヤーズステークスです。平地重賞では国内最長距離で、ステイヤーにとり存在感を示せる舞台です。今年で50回目を迎えるレースです。来年から3月に移行する中京のメイン・金鯱賞とは対照的に、ステイヤーズステー...
砂の風はどの時代を選ぶのか
ようこそいらっしゃいませ。 日曜は中京競馬場でチャンピオンズカップが行われます。かつてジャパンカップダートとして行われていたレースで、2014年に中京競馬場へ移設。中京競馬場・ダート1800mの舞台に「チャンピオンズカップ」としてリニューアルされました。チャンピオンズカップとして行われるのは今...
電光石火、豪脚炸裂
ようこそいらっしゃいませ。 日曜中京競馬場ではダートG1のチャンピオンズカップが行われました。今年2月のフェブラリーステークス時とは勢力図が一変。ダート転向から無敗街道を歩んできたアウォーディーが単勝2.2倍で支持され、新ダート王者の誕生を期待されてのレースとなりました。 その期待を打ち破っ...
難解至極な香港マイル
ようこそいらっしゃいませ。 日本でも馬券発売される香港国際競走、今週日曜の1日でG1を一挙に4レース、世界各国から強豪が集結しファンには堪らない豪華版です。前半に行われる香港ヴァーズ、香港スプリントの展望は先週お送りしましたが、今週は後半の香港マイルと香港カップのプレビューをお届けします。 ...
見どころ満載の香港カップ
ようこそいらっしゃいませ。 日本と並んで世界的にも高額賞金レースが目白押しの香港競馬にあって最高賞金を誇るのが香港カップ2000mです。今回は現時点で12頭が登録、フランスから参戦のエリプティクを除けば、地元香港馬6頭、遠征の日本馬5頭とアジア最強はどっちだ?の真っ向勝負という構造になりました...
今日は……福永騎手の誕生日!
ようこそいらっしゃいませ。 作家の野崎昭如氏が亡くなったのが、昨年の今日。ビートたけしとたけし軍団によるフラーデー襲撃事件が起こったのが30年前の今日。これからさらに遡ること10年……1976年12月9日に誕生したのが……福永祐一騎手です。 ちなみに12月9日が誕生日という方は多く、中井貴一...
週末7つの重賞
ようこそいらっしゃいませ。 今週は日曜阪神競馬場で2歳牝馬頂点を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われ、同じ日に香港では香港カップに香港マイル、香港スプリント、香港ヴァーズの国際競走が行われます。香港国際競走は海外馬券も発売されます。土曜阪神のチャレンジカップに、日曜中山競馬場で行われるカペ...
キミは新時代を告げる妖精なのか
ようこそいらっしゃいませ。 日曜は香港に国内に合計5つの馬券対象となるG1レースが行われ目が離せない状況です。総勢13頭がエントリーしている香港国際競走も気になるところですが、国内では阪神ジュベナイルフィリーズが行われ俄然注目が集まります。 阪神ジュベナイルフィリーズはまだあどけなさも残る2...
G1勝利以上の重み
ようこそいらっしゃいませ。 日曜香港で行われた香港国際競走は、香港ヴァーズではサトノクラウンが連覇を狙うハイランドリールを破って優勝、香港カップでは最後のレースとなるモーリスがただただ圧巻の走りで後続を寄せ付けず引退の花道を飾り、沸きに沸いた1日となりました。香港国際競走の4レースは海外馬券と...
モーリスの価値
ようこそいらっしゃいませ。 この日曜の香港国際競走のオオトリを飾る最高賞金レースG1香港カップは、日本馬モーリスが出遅れ気味ながら直線に向いて異次元の末脚で馬群を切り裂きました。圧巻のパフォーマンスというしかありません。敗れた馬の関係者が一様にモーリスを賞賛しリスペクトしているのには、驚きを通...
サトノクラウンの価値
ようこそいらっしゃいませ。 モーリスの種牡馬価値が莫大なものになりそうだというお話をしましたが、その香港国際競走で初っ端のG1香港ヴァーズ2400mでは、日本馬サトノクラウンが大本命ハイランドリールを指し切り、世界を驚かせる大金星を挙げました。ハイランドリールは年度代表馬は3歳牝馬のマインディ...
一年前の今日は……?
ようこそいらっしゃいませ。 そういえば――去年のいまごろは、何をしていたんだろう? そんなことを、ふと考えたりする、師走12月。しかし、昨日のことはともかく、一週間前の記憶もあやふやで。一年前となると、もう、いけません。 昨年、2015年の12月16日は、水曜日。 協会は、5日後に迫っ...
予想難しき牝馬心
ようこそいらっしゃいませ。 土曜中山競馬場ではターコイズステークスが行われます。牝馬限定のマイル重賞で、昨年重賞レースに格上げ。今年で2回目となります。牝馬同士の激突でしかもハンデキャップレースですから波乱含みなのだろうと思っていたら、昨年の第1回は11番人気、16番人気、15番人気での決着で...
時代は牝馬を求めるのか
ようこそいらっしゃいませ。 日曜阪神競馬場では朝日杯フューチュリティステークスが行われます。朝日杯フューチュリティステークスは中山競馬場で行われていたレースですが、2014年から阪神1600mに移設。先週同じ阪神1600mの舞台で行われた阪神ジュベナイルフィリーズが2歳牝馬頂点を決めるレースな...
牝馬、フランケル時代に待った!
ようこそいらっしゃいませ。 日曜阪神競馬場では朝日杯フューチュリティステークスが行われました。昨年の同レースはリオンディーズとエアスピネルの牡馬一騎打ちに湧いたレースでしたが、今年は一転。ファンタジーステークスを圧勝し2戦2勝で乗り込んできたフランケル産駒の牝馬ミスエルテが1番人気となり、36...
有馬記念の季節
ようこそいらっしゃいませ。 例年この時期になると、中山馬主協会主催の有馬記念プレミアムレセプションパーティーの準備に大わらわだったものです。運営も西川賢会長をはじめ会員の皆さんがボランティア精神を爆発させて手弁当で取り組んでいただきました。中山が誇る伝統のレース有馬記念を、日本の、そして世界の...
有馬記念から世界を見れば
ようこそいらっしゃいませ。 有馬記念の出走馬の中に、いささか地味なのですがマルターズアポジーの名前が見えます。中山時代の朝日杯3歳Sを逃げ切ったゴスホークケンの唯一の重賞ホースです。ゴスホークケンは日本より先にアメリカで馬主になった藤田與志男さんが発掘してきた馬で、その父バーンスタインは大種牡...
鷲見玲奈アナウンサー、お疲れ様でした
ようこそいらっしゃいませ。 本日、12月23日は、今上天皇の誕生日。 1958年の今日は、東京タワーが営業を開始した日であり、19556年の今日は、有馬記念の前身、第1回中山グランプリ(2回目から有馬記念に改称)が開催された記念すべき日でもあります。 1956年12月23日 中山競...
いざクライマックスへ!
ようこそいらっしゃいませ。 中央競馬も残り2日。有馬記念を前に、昨日中山競馬場では障害競走の最高峰・中山大障害が行われました。距離4100m。スタミナと精神力を要する過酷なレースで、今年は11頭が出走しました。 勝ったのは圧倒的1番人気に支持されレースに挑んだオジュウチョウサンでした。前年の...
有馬記念大決戦
ようこそいらっしゃいませ。 有馬記念を迎えました。2016年、中央競馬最後の開催です。有馬記念の前日オッズが発表されました。キタサンブラックが単勝2.5倍で1番人気、2番人気はサトノダイヤモンドで単勝3.1倍、3番人気はゴールドアクターで単勝8.5倍、4番人気はサウンズオブアースで単勝9.0倍...
夢は2017年へとつづく
ようこそいらっしゃいませ。 今年の中央競馬を締めくくる有馬記念は、3歳馬サトノダイヤモンドが、キタサンブラックをゴール直前クビ差捉えて優勝し幕を下ろしました。それにしても今年の有馬記念は、スタートから道中の攻防、ゴール直前まで実に見応えのある手に汗握るレースとなりました。 その要因のひとつが...
リーディング
ようこそいらっしゃいませ。 有馬記念が期待以上の感動を巻き起こす好レースで全国のファンに競馬の醍醐味を伝え、今年のJRAも大円団を迎えることができました。中山馬主協会の会員の皆様、ファンの皆様には大変なご支援ご協力をいただき、競馬の魅力が一段と輝きを増したことに感謝の気持ちで一杯です。この一年...
東京大賞典の価値
ようこそいらっしゃいませ。 いよいよ年の瀬も押し詰まり、今日は今年最後のビッグレース東京大賞典が行われます。日本競馬の千秋楽を飾る結びの一番、大井ダート2000mの頂上決戦は、ご承知のように交流重賞で唯一、国際G1に認定されている格式の高い特別なレースとなっています。優勝賞金8000万円も交流...
競馬の神様
ようこそ、いらっしゃいませ。 12月30日――今日は証券取引所の大納会であり、上野-浅草間に日本初の地下鉄(現・東京メトロ銀座線)が開通(1927年)した“地下鉄記念日”。そして、大竹正博調教師、小島太一騎手の誕生日でもあります。 大竹正博調教師の父は、弱気なコメントをすることから“...
来年も皆様にとりよき1年でありますように
ようこそいらっしゃいませ。 2016年も早いものできょう1日を残すばかりとなりました。2016年を締めくくる1日を皆様はどのようにお過ごしでしょうか。 振り返れば2016年はリオデジャネイロでオリンピックの開催に沸き史上最多となるメダル41個のメダルを獲得、相撲界では10年ぶり日本人力士の優...