きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。 天皇賞、無事開催できてよかったですね。ブエナビスタの強さは格別でした。ペルーサの復活(成長)は心踊るものがありました。アーネストリーも持ち味は生かせたと思います。オウケンサクラの4着はびっくりしましたが、菊花賞馬ビッグウィークと同じバゴ産駒ですから、凱旋門賞馬の底力...

ようこそいらっしゃいませ。 本当にやってきました。エリザベス女王杯に登録のあったスノーフェアリーです。先月の英チャンピオンSを回避した理由として『日本に行く前に牡馬相手のハードなレースをする必要はない』とエド・ダンロップ調教師は語っていました。彼女の目標はエリザベス女王杯だと明言したものです。...

ようこそいらっしゃいませ。 天皇賞が終わりG1シリーズも一休み、今週はファンタジーステークス、みやこステークス、そしてアルゼンチン共和国杯の重賞ラインナップです。 土曜のファンタジーステークスは2歳牝馬限定の初重賞、若駒が華麗に舞うレースです。 過去14年でプリモディーネ、ラインク...

ようこそいらっしゃいませ。 きのう中山競馬場のお隣・船橋競馬場で行われた地方競馬の祭典・JBCクラシック&スプリント、クラシックでは“G3の帝王”スマートファルコンが大本命フリオーソ以下を7馬身ちぎり圧勝しました。 ダート重賞は10-4-1-2と素晴らしい実績を残していますが、G1に限る...

ようこそいらっしゃいませ。 毎週水曜にお届けしている『競馬、波乱万丈』第1回目はキャスターの草野仁さんのトークを4週にわたってお楽しみいただきました。 最終回の今週は競馬界への提言がテーマです。競馬場が単に馬券を賭ける場所ではなく、ホテルや映画館やミュージアムなどが併設されていて人々のコ...

ようこそいらっしゃいませ。 ブリーダーズカップのレッドディザイアは残念でした。でも、4着はBC史上で日本調教馬最良の着順です。お疲れさまでした。ご苦労さまでした。 さて、これまでBCに挑戦した日本馬は5頭延べ6レースです。最初は1996年のタキブリザードのクラシック出走、藤沢和雄調教師、...

ようこそいらっしゃいませ。 世界は強い。本当に強いです。レッドディザイアもエスポワールシチーも自分の能力は出し切ったと思います。多少の不利やペースなどの目算違いはあったでしょうが、それも競馬です。馬は精いっぱい走りました。 でも、世界の壁を乗り越えることはできませんでした。もうこれは何度...

ようこそいらっしゃいませ。 “チャーチルダウンズの衝撃”といっていいのでしょう。無敗のゼニヤッタに土がついたブリーダーズカップの結果はアメリカの人たちに大きなショックを与えているようです。 たかが競馬のレースというレベルを超えて文化的社会的な“事件”のように受け取られています。日本でいえ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週土曜の東京重賞・京王杯2歳Sは1ヵ月後の中山・朝日杯フューチュリティSの前哨戦ですね。過去このレースから12頭の朝日杯勝ち馬が出ていますが、いちばん最近では04年のマイネルレコルトが最後です。 ちょっと縁遠くなっているように思えますが、昨年の京王杯はなかな...

ようこそいらっしゃいませ。 先日のブリーダーズカップターフで大番狂わせを演じたデンジャラスミッジ、チャンプペガサスの1、2着コンビがそろってジャパンカップにやってくるようです。 デンジャラスミッジは前走アークトライアルSが初のグレードレース、G3勝ちからいきなりG1中のG1を勝ってしまっ...

ようこそいらっしゃいませ。 エリザベス女王杯で本命視されているアパパネは、ご存じのように過去9戦6勝で3度負けています。その3度の敗戦で6頭の馬に先着を許していますが、すべて4コーナーでは彼女より後方にいた馬ばかりです。 上がりのラップでみると勝つにせよ負けるにせよ、ラストの2ハロン目が...

ようこそいらっしゃいませ。 落馬負傷で休養中だった横山典弘騎手が帰ってきます。9月末のレースでアクシデントに見舞われて年内絶望とまでささやかれていたのに、2ヵ月足らずで復帰してくれました。うれしいことに今週は岩田康誠騎手もカムバックします。お二人ともおめでとうございます。お帰りなさい。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 イギリスの競馬日刊紙『レーシングポスト』電子版がエリザベス女王杯の展望を掲載しています。論点はやはりオークス2冠と牝馬3冠の対決。自国馬びいきということもあるのでしょうが、スノーフェアリーがどうやら本命ということらしいです。 エド・ダンロップ調教師のコメントを...

ようこそいらっしゃいませ。 やはりというか、アパパネが2.2倍と圧倒的な人気です。メイショウベルーガが3.8倍でつづき、アニメイトバイオ、スノーフェアリーが9倍前後、ここまでがヒトケタ台の単勝人気になっています。 レースはテイエムプリキュアが昨年同様に先導する展開になるのでしょうが、競り...

ようこそいらっしゃいませ。 きのうのエリザベス女王杯、ライアン・ムーア騎手のスノーフェアリーが圧勝しました。ファンを驚かせたのは、直線に向いて有力馬が芝のいい外めに進路をとったのに対して、スノーフェアリー1頭が内に突っ込んだことです。そこから力強く伸びてゴールでは4馬身差、完勝でした。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 ライアン・ムーア騎手の騎乗ぶりに度肝を抜かれたエリザベス女王杯のスノーフェアリーでしたが、今月27日に開かれるワールドスーパージョッキーズシリーズ、その参加騎手が発表されました。 武豊も横山典弘もいない日本勢はちょっと寂しいのですが、外国人ジョッキーは凄い顔ぶ...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日は今月27日に開かれるワールドスーパージョッキーズに世界中から腕達者が集結するというお話をしました。同シリーズは1987年に第1回の幕を開いていますが、そのときの優勝者はキャッシュ・アスムッセン騎手でした。 アスムッセン騎手は第1回ジャパンCの優勝騎手でも...

ようこそいらっしゃいませ。 ライアン・ムーア騎手を話題にすることが多いこの頃ですが、マイルチャンピオンシップはキンシャサノキセキですね。ご存じのように高松宮記念を勝ったスプリンターで、マイルのレースは08年1月の京都金杯10着が最後、2年10ヵ月ぶりのチャレンジということになります。 本...

ようこそいらっしゃいませ。 ゼニヤッタが正式に引退を表明しました。この後は本サイト『馬事叢論』でもご紹介したケンタッキーのレーンズエンドファームで繁殖入りします。 レーンズエンドファームはかつて名牝ミエスクを繋養、キングマンボを輩出した名門牧場です。キングマンボは残念ながらことし種牡馬を...

ようこそいらっしゃいませ。 例によって英競馬新聞『レーシングポスト』電子版の日本G1レース予想を眺めてみます。『トップスプリンターが7歳にしてマイルチャンピオンにステップアップする』というあおりでキンシャサノキセキを本命視しています。 ライアン・ムーア騎手騎乗ということが魅力なのですが、...

ようこそいらっしゃいませ。 今日の京都、マイルチャンピオンシップが終わると、いよいよ世界の強豪が集うジャパンCウィーク開幕ですね。 今年はダービー馬エイシンフラッシュを筆頭に皐月賞馬で凱旋門賞帰りのヴィクトワールピサ、ダービーと菊花賞でともに2着のローズキングダム、天皇賞で古馬相手に最速...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のマイルチャンピオンシップ、伏兵エーシンフォワードが鮮やかに抜け出しました。 オーナーは本会会員の栄進堂さんですね。おめでとうございます。今春の桜花賞でエーシンリターンズが1/2+クビ差の3着と惜しいレースがありましたが、G1は初制覇ということになります。...

ようこそいらっしゃいませ。 30回目を迎えるジャパンCに刻まれた歴史の中で父仔制覇というのはたった1組しか出ていません。シンボリルドルフ、トウカイテイオーがそれです。父がジャパンCに出走し、なおかつ難敵を打ち倒し、仔が同じ道を歩むというのは大変なことなのですね。 ところが今年はこの偉業に...

ようこそいらっしゃいませ。 サクラユタカオーが亡くなったそうです。通算12戦6勝、歴代名馬に比べると凡庸にも映りますが、中距離では、毎日王冠など1800mは4戦4勝、2000mは天皇賞のレコード勝ちを含めて2戦2勝と無敵でした。 天皇賞秋が距離短縮されて3年目、前年に帝王シンボリルドルフ...

ようこそいらっしゃいませ。 実は、ディープインパクトが世界記録に挑戦中です。なんの記録かといえば、新種牡馬の勝ち上がり頭数です。先週まで58頭がデビューして約半数の29頭が勝ち上がり、これは05年のアグネスタキオンの25頭を抜く日本記録です。 ヨーロッパでは今年、イフラージという馬が36...

ようこそいらっしゃいませ。 ジャパンカップウィークとあって東京競馬場ではいろんなイベントが催されます。ちょっと注目しているのが5重賞のテストマーケティング。 来年から導入される予定の新馬券ですね。JRAが指定する5レースの勝ち馬を全部当てる馬券です。単勝なら当たりそうな気もするのですが、...

ようこそいらっしゃいませ。 明日のジャパンカップデー、楽しみなイベントがあります。シンボリルドルフがやって来るというのです。 1985年の第5回JCの優勝馬というより、日本初の無敗の三冠馬(ディープインパクトは2頭目)でその年の有馬記念、翌年の春天、JC、有馬連覇など15戦13勝、うちG...

ようこそいらっしゃいませ。 キョウエイプロミスをご存じでしょうか。ジャパンC史上、日本馬で初めて馬券になった馬です。負けて、負けて、掲示板の片隅が精一杯で、勝ち負けになるのは何十年先のことかと日本人ホースマンの方々が暗い気分に捉われていた時代です。 そして迎えた第3回ジャパンC、『あなた...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日のジャパンC、最後の直線で残念な結果になってしまいました。スミヨン騎手も100%納得していないようだし、直後を走ってきたジャガーメイルのムーア騎手も『あれはないよなぁ』と裁決に批判的な口ぶりです。 裁決にはお国柄もあるようです。今年の凱旋門賞4角手前のナカ...

ようこそいらっしゃいませ。 『戦いで殺し損ねた男は強くなって戻ってくる』ジャパンCで2着降着になったクリストフ・スミヨン騎手がこんな言葉を口にして、あちこちで物議をかもしています。 『日本で乗るなら日本のルールに従うべき』もっともです。『あれくらいシビアな騎乗でなければ、日本人騎手は外国...


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