きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

きのう中山競馬場のお隣・船橋競馬場で行われた地方競馬の祭典・JBCクラシック&スプリント、クラシックでは“G3の帝王”スマートファルコンが大本命フリオーソ以下を7馬身ちぎり圧勝しました。

ダート重賞は10-4-1-2と素晴らしい実績を残していますが、G1に限るとジャパンダートダービー、JBCスプリントがそれぞれ2着と惜しいレースはありましたが、目に見えない厚い壁があったのかどうしても勝てませんでした。

逆にG3はめっぽう強くて9戦8勝2着1回とパーフェクト。こんなに強い馬がG1を勝てないというのも不思議な話でした。よく調べてみると、今回を含めて逃げを主張したレースはこれまで9回あり、8勝2着1回とほぼ完璧な成績を収めています。気分良く行けると能力を全開できるタイプなのでしょう。今回はフリオーソと戸崎騎手の作戦ミスもあったと思います。でも、7馬身は強い!圧巻といっていいでしょう。ジャパンCダートでの再戦を期待したいと思います。

さて一方のJBCスプリントはサマーウインドが圧勝しました。1000mに距離短縮されたのも効いたのでしょう、一本調子でガンガン飛ばす個性が100%活きました。こちらは年明けの根岸Sあたりがターゲットでしょうが、1400mで直線の長い東京コース、スマートファルコン同様どれだけ気分良く行けるかが鍵かな。

いずれにしてもダート界にまた新星が現れたわけで楽しみが広がります。

×