きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。 はじめまして。正式名称は社団法人中山馬主協会といかめしいのですが、愛馬のレースに一喜一憂している競馬好きの集まりです。競馬をもっと面白いものにしたい、たくさんの人々に気軽に楽しんでもらいたい、そんなことばかりを年中考え続けています。そんなこんなでホームページをつくる...

ようこそ中山へ。 開設2日目とヨチヨチ歩きどころかハイハイ状態のサイトですが、ご感想ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。 さて、手前味噌になるようですが、『NAKAYAMA Post』のスタッフが頑張っています。 パリに毎日電話して凱旋門賞のナカヤマフェスタの情報をオーナーの和...

ようこそNAKAYAMAへ。 今日は秋のG1シリーズ開幕戦スプリンターズSがメインです。一気呵成の電撃戦とはいえ中山名物・直線の急坂が、最後の最後で韋駄天たちに立ちふさがり苦しめます。このレース最高のクライマックス、たっぷりお楽しみください。 さて、G1に格付けされた1989年以降の傾向...

ようこそNAKAYAMAへ。 秋の中山開催が幕を閉じました。フィナーレのG I・スプリンターズSは、香港馬ウルトラファンタジーが逃げ切って締めくくりました。戦前から日本スプリント界の脆弱さが危惧されていましたが、その通りの結果になってしまって、ちょっとがっかりです。 それはさておき、スプ...

ようこそ中山へ。 ナカヤマフェスタがやってくれました。惜しくもアタマ差の2着でしたが、直線いったんは先頭に立つなど堂々たる戦いぶりでした。 オーナーの和泉信一さん、おめでとうございます。「3着なら大成功」とおっしゃっていましたから、この僅差の2着は大大大成功ですね。おめでとうでいいですよ...

ようこそ中山へ。 巷では凱旋門賞2着のナカヤマフェスタの話題で持ちきりです。馬主の和泉信一さんに“ナカヤマ”の由来をお聞きしたところ、想像もしなかった答えが返ってきました。 和泉さんは長年、中山馬主協会長の重責を果たされましたが、あるとき協会役員5人が共同で馬を買ったことがあったそうです...

ようこそ中山へ。 ジャパン・オータムインターナショナルという制度をご存じですか。エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンC、そしてジャパンCダートが対象レースで、そこに海外の一流馬を勧誘しようというインセンティブ制度です。 指定の海外G1レースを勝つなどいくつか条件があります...

今週から東京開催ということで中山競馬場はパークウインズ中山のみの開場となります。ロイヤルシートはワンドリンクつきでペア1000円かかりますが、たまにはゆったりと秋の一日を楽しむのもいいものです。いちど体験なさってはいかがですか。おすすめです。 中山馬主協会といっても会員の皆さんは、当たり前です...

ようこそ中山へ。 サラブレッドの強さの指標のひとつにレイティングがあります。さまざまな機関やマスコミがレイティングを実施していますが、現在、国際競馬統括機関連盟(IFHA)から発表されている「ワールドサラブレッドランキング」が国際標準となっています。 そのIFHAのことし4月1日から10...

ようこそ中山へ。 雨が降りつづいています。46年前のきょう、東京オリンピックの開会式が行われました。なぜ10月10日かというと、気象庁の人かなんかが時代をずっとさかのぼって、10月のお天気を調べまくったそうです。すると10月10日が晴れの確率がいちばん高いことが分かったそうなんです。 前...

ようこそいらっしゃいませ。 3連休の祝日、いかがお過ごしでしょうか。きょうはマイルチャンピオンシップ南部杯が盛岡競馬場で行われます。ブリーダーズCクラシックへ参戦を表明しているエスポワールシチーの壮行レースということになります。 考えてみれば、昨年のフェブラリーSでサクセスブロッケン、カ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週から秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋と3週連続、1週間だけお休みを挟んで、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンCとつづき、開催が変わって阪神、中山ではジャパンCダート、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティS、そして有終を飾る有馬記念とG1...

ようこそいらっしゃいませ。 先週のキーンランド競馬場のファーストレディS(芝1マイル)をプロヴィソという馬が快勝しました。これでG1を4連勝と素晴らしい勢いを見せています。 昨年はフランスで走り一息足りないレースを繰り返していました。ところが秋にアメリカに移籍すると水を得た魚、別馬のよう...

ようこそいらっしゃいませ。 オーナーブリーダーと呼ばれる方々がいらっしゃいます。実に分かりやすい英語で読んで字のごとく、オーナー(馬主)にしてブリーダー(生産者)でもある方々です。 2系統に分かれ、牧場経営から馬主も兼ねるようになったケース、代表格は社台グループの吉田照哉さん、勝己さんご...

ようこそいらっしゃいませ。 オーナーブリーダーのお話をしています。馬主にして生産者という贅沢な存在には、牧場経営からオーナーになるケースとオーナーから出発して牧場を手に入れるケースがあります。しかしよく考えるともうひとつのパターンがあります。 古くから“子分け”と呼ばれている制度です。牝...

ようこそいらっしゃいませ。 凱旋門賞が終わったヨーロッパ競馬はいよいよ大詰め。今週はイギリスのニューマーケット競馬場で、古馬の最終決戦ともいえる英チャンピオンS、2歳チャンピオンの座を争うデューハーストSが行われます。 ファンの注目を集めているのはデューハーストSですね。フランケルという...

ようこそいらっしゃいませ。 きょうの京都競馬場、秋華賞が行われます。桜花賞、オークス(同着)と勝ち進んだアパパネがいよいよ牝馬三冠の最終関門にチャレンジします。 一方、穴馬として注目されているのがディアアレトゥーサ。ナカヤマフェスタの半妹にあたります。凱旋門賞の健闘は“リボーの血が騒いだ...

ようこそいらっしゃいませ。 先日お伝えしたニューマーケット競馬場の2歳チャンピオン決定戦・デューハーストSですが、“怪物”フランケルがあっさりと勝ってくれました。2馬身半の着差以上の強さだったようです。 ダンシングブレーヴのオーナーとして有名な大馬主、サウジアラビア王族のカリド・アヴドゥ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週はクラシック三冠の最終関門・菊花賞がメインです。現在の菊花賞を語る上で欠くことのできない存在があります。ダンスインザダークです。ある意味、歴史を変えた馬といっていいかもしれません。 京都の芝3000mで行われる菊花賞は持久力と底力が問われる長距離レースとい...

ようこそいらっしゃいませ。 ダンスインザダークが菊の歴史を変えたというお話をしました。上がり33秒台の鬼脚を3000mで発揮したからです。スタミナ自慢がめざす長丁場・菊花賞は持久力勝負から、持久力+瞬発力の戦いへと趣を新たにしました。 ちょっと古い話になりますが、77年菊花賞のプレストウ...

ようこそいらっしゃいませ。 近年の菊花賞は持久力のみならず瞬発力も要求されるサンデーサイレンス向きのレースになっています。その開祖が96年に上がり33秒8の鬼脚で後方一気に差し切ったダンスインザダークでした。その産駒がこの10年で3頭の勝ち馬を輩出するなど、近代菊花賞への適性は半端じゃありませ...

ようこそいらっしゃいませ。 今週は菊花賞にまつわる話題をお届けしています。さて、きのうちょっとお話した02年の菊花賞、淀の坂上で起きた競馬の神様のイタズラとは? レースはローエングリンが史上まれにみる高速ラップを刻み、2週目の向こう正面でようやく落ち着きを取り戻します。ところがここで、と...

ようこそいらいしゃいませ。 大波乱におわった02年菊花賞のお話をしています。 ダービー馬タニノギムレットが引退、ダービー2着のシンボリクリエスも天皇賞に回って主役不在、1番人気に押し出されたノーリーズンが発走直後に落馬して、ローエングリンが史上空前のハイペースを演出しました。結局、壮絶な...

ようこそいらっしゃいませ。 きょうは3歳クラシック最終関門・菊花賞がメインです。菊といえばダンスインザダーク、自身の鮮やかな勝利はいうまでもなく、ザッツザプレンティ、デルタブルース、スリーロールスと3頭の菊花賞馬を輩出しています。 ことしの菊花賞にはダンスインザダーク産駒の出走がなく寂し...

ようこそいらっしゃいませ。 昨日の菊花賞、大波乱の結末になりました。勝ったビッグウィークはこれしかないみたいな乗り方で本当に鮮やかな勝利でした。おめでとうございます。 それにしてもビッグウィーク、7月まで未勝利を走っていました。一昨年の勝ち馬オウケンブルースリも6月で未勝利脱出という遅咲...

ようこそいらっしゃいませ。 菊花賞を勝ったビッグウィークの父バゴはこの世代が最初の産駒ですから、いきなりクラシックホースを輩出したことになります。他に桜花賞2着のオウケンサクラを出しており、南関東のショウリュウも2歳時のハイセイコー記念で後のジャパンダートダービー馬マグニフィカを破りました。 ...

ようこそいらっしゃいませ。 天皇賞といえば、格式とか伝統という言葉を思い浮かべます。100年以上も前の1905年の帝室御賞典に起源を発し、37年から天皇賞として春と秋に行われてきました。 “天覧”という言葉があります。天皇陛下がお出かけになってご覧になることですが、スポーツの世界では天覧...

ようこそいらっしゃいませ。 ことしの天皇賞、父仔2代制覇の話題をお届けしています。スペシャルウィークとブエナビスタ、シンボリクリスエスとアリゼオ、ゼンノロブロイとペルーサがその偉業に挑みます。 3200mの時代には、シンザンとミホシンザンの父仔、メジロアサマ、ティターン、マックイーンのメ...

ようこそいらっしゃいませ。 台風の行方が気になる週末ですが、いかがお過ごしでしょうか。 さて、枠順も決まったことしの天皇賞、ブエナビスタのクリストファー・スミヨン騎手、ジャガーメイルのダグラス・ホワイト騎手、2人の外人ジョッキーがこの一戦だけのためのピンチヒッターとして急遽来日してきまし...

ようこそいらっしゃいませ。 きょうの東京競馬、台風のため開催中止が決まりました。残念ですが、こればかりは仕方ありません。京都、福島は予定どおり開催され、きょうの東京分は月曜にそのままスライドするようです。どうぞお間違いのないように。 競馬はもともと天候の変化に強いスポーツです。雨や雪で芝...

ようこそいらっしゃいませ。 イギリスの競馬新聞『レーシングポスト』電子版が天皇賞のレース展望を掲載しています。 本命はどうやらブエナビスタということらしいです。冒頭の写真は昨年のオークスのゴール前でブリーダーズCに登録のレッドディザイアに勝ったじゃないか、ドバイシーマクラシックでダーレミ...


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