きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2010.10.16

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凱旋門賞が終わったヨーロッパ競馬はいよいよ大詰め。今週はイギリスのニューマーケット競馬場で、古馬の最終決戦ともいえる英チャンピオンS、2歳チャンピオンの座を争うデューハーストSが行われます。

ファンの注目を集めているのはデューハーストSですね。フランケルという、なにげにフランケンシュタインを連想させる“怪物2歳馬”が出現したからです。

デビュー戦を楽勝して2戦目は13馬身差の圧勝、つづくロイヤルロッジS(G2)も10馬身差と圧倒的なパフォーマンスを見せました。父ガリレオ、母の父ダンシリという王道血統を背景に来年のダービーの最有力候補と騒がれているようです。

ライバルにあげられているドリームアヘッドはドーヴィルのモルニ賞、ニューマーケットのミドルパークSと仏英のG1を制し、こちらも3戦3勝の無敗馬です。父は安田記念に2着して後に輸入されたディクタットでその父ウォーニングもカルストンライトオ、サニングデールなどG1スプリンターを輩出している日本ゆかりの血統です。

3番手評価がゴドルフィンのサーミッド、この馬もシャパンS(G2)を含めて2戦2勝と底を見せていません。ゼニヤッタで知られるストリートクライ産駒ですが、ストリートクライ自身もともと欧州血統で、(ゼニヤッタがオールウェザーを得意にする理由でしょう)最近ではヨーロッパでも続々と重賞勝ち馬を出しています。

あとの他馬は20倍以上のオッズが付けられており、無敗の3強の争いと現地では見られているようです。なにかもったいないような、でも、ぜひ見てみたい一戦です。