きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダービー馬、復活なるか

8月19日は、柴田政人 調教師、藤沢則雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は札幌競馬場で札幌記念、小倉競馬場では北九州記念が行われます。札幌記念はサマー2000シリーズ、北九州記念はサマースプリントシリーズのいずれも第4戦にあたります。
札幌記念には2016年のダービー馬マカヒキが出走。ネオリアリズムにモズカッチャンのG1馬2頭に重賞勝ち馬が揃った豪華メンバー相手に、復活なるか注目を集めています。

マカヒキは2015年にデビュー。初戦を上がり33秒台の末脚で勝ち上がり、父ディープインパクトと同じく若駒ステークスに出走します。同レースでは上がり32秒6でノーブルマーズ以下を完封すると、弥生賞ではリオンディーズにエアスピネルの朝日杯組を退け、最強世代の一角として地位を確立。皐月賞こそディーマジェスティの強襲に敗れて2着に終わるも、ダービーではサトノダイヤモンドとの死闘をハナ差制して、世代頂点に立った馬でした。
この勝利によって日本代表として凱旋門賞へ向かうことになったマカヒキは、フランスへ遠征。前哨戦のニエル賞を勝ち、迎えた凱旋門賞は日本国内では初の海外馬券として発売されたレースにもなりました。
結果14着に終わったマカヒキは以降勝利から遠ざかり、昨年秋の天皇賞(秋)、ジャパンカップと掲示板を確保し復調の気配を見せつつも骨折により戦線を離脱。今回が9ヶ月ぶりのレースとなります。

マカヒキの復活とともに、2016年に話題を独占していた最強世代が再び時代を築けるか注目してみたいと思います。

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