キャスター小堺翔太さんへのインタビュー4回目は、競馬ファンを増やすアイデア、ご自身の将来の夢などを伺いました。
※ インタビューは、新型コロナウイルス感染予防のため三密を避け、ソーシャルディスタンスをとって行いました。
競馬を盛り上げるためには?
渡辺:毎回このインタビューでいろんな方にお聞きしているのですが、競馬ファンを増やすにはどうしたらいいと思いますか?
小堺:競馬って馬だけじゃなくて人も関わっていてドラマ性があるスポーツなので、そのあたりを伝える取り組みがもっとあってもいいと思いますね。
渡辺:いまですと『ウマ娘』がそうですよね。
小堺:トウカイテイオーやサイレンススズカのエピソードを『ウマ娘』で知ったファンも多いようですね。当時の動画もすごく観られているみたいですし。
渡辺:これはボクの持論なんですが、競馬場に宿泊施設を作ってほしいですね。温泉に入りながら馬券を買いたい。
小堺:それはいいですね(笑)。
渡辺:あとJRAさんに頑張ってもらって、競馬場周辺を巨大ショッピングモールにして買い物やライブを楽しめて、ポイントやキャッシュバックで馬券を買えるようにしてもらえると最高なんですよね。
小堺:馬券って外れるけど捨てるけど、取っておけたりコレクションできる馬券があってもいいですよね。本物の馬券にキャラクターが刻印されていたりとか。
渡辺:馬券に企業名を入れたらいいよという馬主さんもいますね。そうしたら企業が買ってくれるって(笑)。
小堺:入場料の代わりに馬券を配るとか、コンビニのレシートに馬番を印字するとか、馬券があるとレースを観ますものね。
渡辺:一度競馬に触れれば、そこから離れていく人もいるけど、でも何割かはそのまま残り続ける魅力が競馬にはありますからね。
将来の夢
渡辺:そろそろインタビューも締めないといけないので、最後に将来の夢をお聞かせいただけますか?
小堺:自分の馬を1頭持ちたいですね。その馬をレースだけでなく、牧場で産まれてから引退後の余生も含めて生涯を全うするまでその馬の面倒をみるのをやってみたいです。
渡辺:それはいいですね。
小堺:馬が20年生きるとしたら、20年間は自分の愛馬と一緒に過ごせますからね。できれば奥さんがいて、馬と一緒に晩年に向かっていければ理想的ですね。
渡辺:そうなると庭で馬を飼いたくなりますね。
小堺:庭先で馬に跨ったり、毛艶をピカピカにしたりもいいですね。大きな庭付きの一戸建てが必要ですね(笑)。
渡辺:馬券で勝つしかないですよ!
小堺:企画でチーム戦での予想大会しても、ボクはなかなか当たらないんですよ。優柔不断で馬券決められなかったりしてます(笑)。
渡辺:最後に番組やこのインタビューをご覧になっている方へひと言お願いします。
小堺:競馬で一番大切なところは馬と人が主役というところだと思うんですよ。その気持ちは常に持ち続けて、中継で失礼がないように伝えていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。
渡辺:今日はありがとうございました!
ゲストに聞くキャプテン渡辺のここだけの話
- Q.お父さんがタレントで、いい思いしたことありますか?
- A.特別なことは何もないですよ(笑)(小堺さん)
渡辺:芸能関係というだけで、友達から羨ましがられたのではないですか?
小堺:むしろ悲しい思い出の方が多いですよ。番組で明石家さんまさんがうちの父に「あんたのとこアホな息子」ってイジると、翌日クラスで同じようにイジられたりとか(笑)。
渡辺:ご自宅に女優さんやタレントが遊びに来たりとかしませんか?
小堺:なかなかそういうのはないですね。
渡辺:関根勤さんとはいつも遊びに来てそうなイメージですけど。
小堺:はい。ボクが初めて見た芸能人は関根勤さんでしたし。父と関根さんはいつも一緒にいましたね(笑)。
小堺翔太さんへのインタビューは今回で終了です。次回は、山田弘オーナーへのインタビューです。
※中山馬主協会で2020年に発刊した『Record Book』にもコロナ禍での思いを寄稿いただきました。