
この私が切り込み隊長となって馬主、調教師、騎手に話を伺う『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。
今回は、ラヴズオンリーユーでオークスを制覇されたDMMドリームクラブ 野本巧取締役にお話を伺いました。
ボクでもDMMに入れますか?

キャプテン渡辺(以下、渡辺):うわぁ、すごい。はじめてDMM本社の中に入りましたが、オフィスにビックリです。木や草が覆っていて緑も豊富で、デスクも広くて開放的だし、壁の動物アートも神秘的でまるで都会の真ん中にあるデジタルジャングルですね(笑)。
DMMドリームクラブ 野本巧取締役(以下、野本):そう言っていただけて嬉しいです。
渡辺:会議室の名前が動物なんですね。薄暗い通路にデジタルアートが浮かび、つい見とれてしまいます。
野本:以前は恵比寿に本社があったのですが、従業員も増えていまは2000人以上になり2017年にいまのオフィスに移転しました。エリア内では256種類以上の植物を生育しています。隠し扉の仕掛けもあったりするんですよ。
渡辺:本当にクリエイティブ満載な空間ですね。新オフィス移転プロジェクトは野本さんが担当されたと伺いました。
野本:はい。テーマは『森』なんですが、既成概念にはとらわれずに、これまでのオフィスにない空間ができないかと思い、チームラボさんも含めてアイデアをいただきながら形にしていきました。
渡辺:これだけインパクトがあるオフィスですから、来社された方、皆さんきっと驚かれますよね。
野本:コミュニケーションのきっかけにもなっています。そこからお客様との関係も近くなり、ビジネスが広がっていけたらより嬉しいですね。
渡辺:ボクは高卒ですけど、芸人辞めたら中途でDMMに入れてもらえませんか?(笑)。
野本:以前、大卒不可で人材募集したこともありますし、ハングリー精神旺盛で、アイデア豊富な方は歓迎です。亀チョクといって会長へ直接履歴書とアイデアをプレゼンできるサイトもあるんですよ。どなたでも応募できますので、ぜひチャレンジしてください(笑)。
渡辺:さっそくアイデア考えます(笑)。
オークス制覇したときの気持ち

渡辺:このままいくとDMMの話題だけで終わっちゃいそうですが、今日は馬の話をしに来たんです(笑)。
野本:あはは、そうですね(笑)。
渡辺:2019年上半期はラヴズオンリーユーでオークス制覇がありました。ゴールした瞬間はどのようなお気持ちでしたか?
野本:もちろん嬉しかったのですが、何よりもまず一番はホッとしたという気持ちの方が大きかったです。
渡辺:デビューから、白菊賞、忘れな草賞と他馬とは次元の違う走りを魅せていました。レース前、これはいけると確信はされていたのですか?
野本:それはなかったです。オークスでは重賞クラスの馬たちと初対戦でしたから、簡単ではないなと思っていました。
渡辺:それがレコード勝ちで、驚くほどの強さでした。
野本:なかなか順調ではなかった時期もあったのですが、応援していただいた出資者様、矢作先生をはじめ厩舎スタッフ様、ノーザンファームの牧場スタッフ様、ミルコ騎手、関わってくださった関係者の皆様には本当に感謝しています。
渡辺:これだけ強い馬ですから、秋以降の走りも楽しみですね。ローテーションなどは野本さんが決められているのですか?
野本:いえ、基本的に矢作先生にお任せしています。
渡辺:矢作調教師は海外遠征の経験も豊富ですし、兄のリアルスティールもドバイで結果を出していますからいずれは海外という話にもなりそうですね。
野本:ぜひそうなれたらいいですね。秋もラヴズオンリーユーの頑張りに期待したいです。
DMMドリームクラブ 野本取締役に聞くキャプテン渡辺のここだけの話
- Q.馬券は買われますか?
- A.たまに買う程度です。(野本取締役)
渡辺:たまにとはいえ、つい熱くなってしまうことはありますか?
野本:それはないですね。毎週馬券を買っているわけではないですから。
渡辺:ラヴズオンリーユーのときは買われていたんですか?
野本:応援という意味で少しだけ買いました。





























































