こんなわたくしでもいつか馬主になってダービー制覇したい!有馬記念を勝ちたい!ということで始まりました『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。
4回目の今回は、松木流馬券の買い方、競馬の醍醐味などを伺いました。
馬券を買うときのポイントって
ありますか?(渡辺)
「パドックは行きますね。筋肉のハリやツヤとかね」(松木)
渡辺:馬券を買うときのポイントってありますか? 調教を見たりとか。
松木:そこまではしないけど、パドックは行きますね。
渡辺:パドック見て、馬にオーラとか感じるときはありますか?
松木:筋肉のハリやツヤとかね。筋肉がしっかりした選手、じゃなくて馬か(笑)。馬を選手に例えると、だいたい体重が落ちている選手の方がフィットはしてると思うんですよ。馬もそうじゃないかなぁ。選手の場合、+1キロとか+2キロだったらいいけど、+8キロとかは、アウトに近い。でも馬はそうじゃないんでしょ?
渡辺:表示されているのは前走からの比較ですからね。
松木:一番どの馬に合った馬体重か知っておいた方がよさそうですね。
渡辺:でもボクは、馬体重は気にしてないですね。馬体重で買い目を変えて、きちゃったことが何度もあるんで。馬って人間の8倍くらいの体重といいますから、プラス10キロでも人間に変えたらそんなに変わらないだろうという。
競馬は一瞬にして勝負が決まる
その醍醐味がある(松木)
「競馬は一瞬にして勝負が決まる醍醐味がありますよね」(松木)
渡辺:競馬って何なんでしょ。ギャンブルいろいろやるんですけど、勝ったときの喜びは競馬がいちばん嬉しい。
松木:競馬は一瞬にして勝負が決まるから、その醍醐味っていうのはありますよね。考える時間はしっかりあって、自分がこうだと決めて買うわけですよね。さぁ始まった、終わった、というところの間が非常に短い。
渡辺:濃密ですね。
松木:これがやっぱりたまらないですよ。考える時間だけでなく、後悔もたっぷりするわけですよ。あぁ〜〜っていう。
渡辺:後悔が大きいほど当たった喜びも倍になりますし。
松木:狙ってとれるわけでもないですし。
渡辺:言いにくいかもしれませんが、好きなジョッキーはいますか?
松木:アンカツさんを買っておけば大丈夫っていう時代がありましたよね。そういえば、四位さんがサッカーやっていたらとてもうまかった。以前、ジョッキーの日韓戦をサッカーで行うイベントがあって。その解説をボクがしたの。四位さんに、あと蛯名さんかな。とてもサッカーがうまかった(笑)。
1億の馬を買うというのを共通の夢としましょう(渡辺)
いいね、ボクが3000万だすから残り出して(松木)
「何をおっしゃいますか(笑)」(松木)
渡辺:ボクは松木さんに馬主になってほしい。引退したサッカー選手が馬主になるという流れをつくれるのは松木さんですよ!。
松木:何をおっしゃいますか。ボクは財力がありませんから(笑)。
渡辺:またまた。
松木:いま活躍している選手にこそ馬主になってほしい。いまは、ボクらの時代とは違いますから。サッカーボーイなんて馬もいたことですし。
渡辺:そして中山馬主協会に入ってもらえたらバッチリですね(笑)。ボクも1億円くらい稼いでいたら馬主になれるのに。
松木:若いうちだけですよ。お金がほしいと思うのは。いずれ友情や愛情のほうが大事だってことがわかってきますよ。
渡辺:松木さんはことし還暦ですか?
松木:秀樹感激、松木還暦。
渡辺:誰もつっこまないですから(笑)。そろそろお時間のようで、最後に1億の馬を買うというのを松木さんとボクの共通の夢としましょうか。
松木:いいね、ボクが3000万だすから残り出してもらって。
渡辺:逆じゃないですか!(笑)。
松木 安太郎さんへのインタビューは今回で終了です。
次回のゲストはゴルゴ松本さんです。