こんなわたくしでもいつか馬主になってダービー制覇したい!有馬記念を勝ちたい!ということで始まりました『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。
3回目の今回は、ちょっと脱線。サッカーの話題なども含めて話を伺いました。
自分の馬を走らせることができたら
面白いだろうなぁ(松木)
「興味はありますけどね。無理ですよ」(松木)
渡辺:馬主になりたいと思ったり、馬主へ興味はないのですか?
松木:興味はありますけどね。興味は。ただ、馬を1頭自分で買ったりとかは無理ですよ。
渡辺:一口馬主をやられたことはありますか?
松木:まだないですね。
渡辺:40口くらいでも楽しいですよ。ボクはちょっと手がでないけすけど(泣)。
松木:40口だと一口いくらくらい?
渡辺:その馬にもよりますね。いい馬はそれなりにしますよ。
松木:でもあれじゃない。サッカー選手でもそうだけど、そんなに目立ってなかった選手がドーンと表舞台に出て活躍すると嬉しいよね。馬でもやっぱりそういうのが憧れですよ。
渡辺:ですね。馬券でこれだけ面白いんですから、自分の馬が走ったら、もっとですよね。
松木:それは燃えますよ。負ければ悔しいし。
渡辺:POGをやっていると実感するんですが、馬ってデビューに行くまでだけでも大変だったりするんですよ。
松木:なるほどね。
渡辺:デビューできるかどうか気が気でならない。1勝するだけでも大変なことなんです。
松木:自分の馬を1頭買って走らせることができたら面白いだろうなぁ。でも馬を買ってからもお金かかるからね。って考えると、やっぱりボクは競馬場に来て馬券を買うかな(笑)。
競馬でも最強馬論争ってありますが、
サッカーでも最強選手論ってありますか?(渡辺)
渡辺:競馬でも最強馬論争ってありますが、サッカーでも同様に最強選手論ってありますか? ディープインパクトとナリタブライアンが戦ったらどっちが強いとか想像して楽しむように、サッカーの神様・ペレは現在のサッカーでは通用する、しないとかをファン同士で語り合ったりとか。
松木:いやぁ、ペレなら全然いけるでしょ。できるんじゃないですか。もちろん今はスペースがなくて、むかしはあったというのはありますけど。
渡辺:スペースってなんですか?
松木:わかりやすく言うと、テレビ画面で見れば、ゴールの場面で何人選手が画面に映っているかという。むかしのサッカーはゴールシーンで3人くらいしか選手が映ってないけど、いまは10人くらいテレビ画面の枠に入っているでしょ。
渡辺:なるほど。
松木:そこはいまと当時とでは違う。
渡辺:そんな中でペレがプレイしたらですが…。
松木:これはボクの見方だけど、グランドの広さも、ボールの大きさも、プレイする人数も以前と変わってないですから。やり方が変わっただけなので、いまのサッカーの中でも充分ペレはプレイできると思うな。
渡辺:ペレ、マラドーナ、メッシ…。名選手はいっぱいいますが、サッカー界で史上最強の選手は誰でしょうか?
松木:決めるのは難しいよね。ひとりで決着できる選手って考えたらマラドーナは相当順位は上ですよ。いまひとりで決着できる選手って少ないじゃないですか。自分で勝負して決着をつけれるという部分では、いま名前があがった選手は相当上ですね。
渡辺:なるほど。
松木:馬の場合はどうですか? ジョッキーですか? 馬ですか?
渡辺:ボクが答えるのもあれですが、馬7、騎手3だと思ってます。ただ騎手3とはいえ、むちゃくちゃ役割は大きい。
松木:以前、オリンピックの乗馬代表の人に話を伺う機会があって、同じようなことをおっしゃってましたね。その人は謙遜して馬と騎手との関係は、馬8割、騎手は2割だと言ってました。
渡辺:ジョッキーの名前忘れちゃったんですが、競馬をやっていて馬にとって一番じゃまなのがジョッキーだとその方は言ってました。
松木:落馬すると馬って早く走るものね。
渡辺:人馬一体。邪魔にならないことが、馬が走るには一番いい、という。
松木:なるほど! いないふりしているジョッキーが一番いいんだ。
渡辺:直線でものすごい追ってますから、いないふりは無理ですよ(笑)。