こんなわたくしでもいつか馬主になってダービー制覇したい!有馬記念を勝ちたい!ということで始まりました『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。
ゲスト山田弘オーナー2回目。馬主さんって普段はどんなことをしているの? ということで今回は競馬以外の趣味などをお聞きしました。
馬主さんが騎手に指示を出す
ことってあるんですか?(渡辺)
渡辺:馬券を購入する立場としては、馬主さんの立場といいますか、馬主さんとジョッキー、調教師との関係が気になりまして。たとえば、馬主さんが騎手に指示を出すことってあるんですか?
山田:指示を出す馬主の方もいますけど、私はほとんどないです。
渡辺:なるほど。
山田:先生から次はこのように乗りたいという話をいただけば、よほどのことがないかぎり「じゃぁ先生、それでいきましょうよ」と言う。先生もよほど変な指示は出さないですよ。調教師さんもわかっているわけですから。
渡辺:ローテーションとかは、どのように決めるんですか?
山田:だいたい調教師の先生と考え方が一致することが多い。事前に「先生、次は東京大賞典いきたい」と言うと、先生は私の考え方をわかってくださるわけですよ。次のレースまでは2〜3週間は空けてくれとかね。調教師の先生と事前に話をしているから、「山田さんの馬はそれなら月1回のローテーションで使っていこう」とか先生も事前にわかってくれていると思う。
渡辺:とはいえ、レースで馬が負けたときその馬の馬券を持っている身としては、ジョッキーに対して「出遅れてんじゃねーよ」「ヘタレ」「金返せ」とか思うわけじゃないですか。同じような気持ちって抱きますか?
山田:それは馬主が言ってはいけないセリフですよ。
渡辺:禁句。
山田:他の方はどう思われているかわからないですけれど、私はそう思ってますよ。
渡辺:ジョッキーに文句は言ってはいけない。
山田:ええ。調教師の先生に対しても同様ですよ。
渡辺:馬主さんとなると、競馬ファンとは立場も違いますものね。どちらかといえば、競馬を作っていく立場というか。
山田:そこまでではないにしろ、競馬ファンとして馬券を買っていたときと、馬主になってからのレースに対する目線は違ってくるのはやむを得ないですよ。
競馬以外の趣味?
いまはサファリかな(山田)
渡辺:競馬と離れて、競馬以外の趣味って何かございますか?
山田:趣味ですか?
渡辺:競馬はもちろん趣味というか、趣味以上のものだと思うんです。その競馬以外にどのような趣味を持たれているのかと思いまして。
山田:そうだね。サファリってありますよね。
渡辺:サファリ?ですか?
山田:そう。アフリカなどで行う。
渡辺:あ、はい。
山田:アフリカに行ってジープに乗って、動物を見る。動物の子育てとかね。最近はずっとサファリにハマってますよ。
渡辺:繰り返しになってしまいますが、それって、アフリカに行って、ですよね?
山田:ええ。アフリカに行かないと本当の自然が見れないじゃないですか。本物の自然を見たいですからね。
渡辺:ス、スケールが違う…。