この私が切り込み隊長となって馬主、調教師、騎手に話を伺う『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。
今年騎手になった大塚海渡騎手、小林凌大騎手、菅原明良騎手の3名にお越しいただいてのインタビュー。今回は、30歳までに達成したいこと、勝ちたいレースなどをお聞きしました。
30歳までに達成したいこと
渡辺:30歳までに達成したいことは何ですか?
大塚:ボクは騎手として信頼される騎手になりたいです。いまは自分の技術よりも減量で馬に乗せてもらっているので、自分の技術で乗せてもらえるようになりたいです。
小林:ボクはリーディングジョッキーになりたいのと、G1を優勝したいです。まだ足元にも及んでないんですが、目標に近づけるよう減量期間中に技術を身につけていきたいです。
菅原:ボクは25歳までにはG1を勝ちたいですし、海外にも行けるような騎手になりたいです。オイシン・マーフィー騎手が秋も日本に来る予定で、まだ20代前半なのに日本だけじゃなく海外でもたくさんG1勝っているし、すごい刺激になってます。
渡辺:外国人騎手の凄さをどのあたりに感じますか?
菅原:馬に乗る技術ですね。海外競馬は馬群がギュッとしているレースが多いですけど、日本の場合はスペースがあるので、外国人騎手からしたら日本の競馬は進路も取りやすいと思います。
渡辺:海外武者修行に出たいと思いませんか?
菅原:いつかはしたいです。
渡辺:それこそ新人時代から海外に行って帰ってきたら、いったいどんな騎手に成長したんだと思われ騎乗機会も増えるんじゃないですか?
小林:海外に行くならある程度厩舎の方ともつながりを作ってからがいいかなと思います。遠征に行っている間、他の人に馬が渡っちゃうので、行くなら結果を残してからですよね。
渡辺:でも技術があれば乗せるでしょう。仮に20代前半で海外に行って5年後に戻ってきてもまだ20代後半ですよ。
大塚:5年はちょっと長いかな(笑)。
渡辺:それくらいの思いっきりのよさも、時には必要ですよ(笑)。
菅原:それには英語を話せないとですよね。野中騎手も海外行く前に英語の勉強されてましたし、まずは英語を勉強するところからですね。
勝ちたいレース
渡辺:勝ちたいレースを聞きかせください。
大塚:どのレースを勝ちたいと聞かれたらダービーですね。ダービーを勝つために今年何勝したりとか、何歳まで何勝するとか目標ができるので、そこに向けて頑張っていきたいです。
渡辺:小林騎手はどうですか?
小林:ボクもダービーを勝ちたいです。ダービージョッキーと呼ばれるジョッキーになりたいです。
渡辺:菅原騎手はいかがですか?
菅原:3人とも答えが同じじゃない方がいいですよね…(笑)。
渡辺:同じでも大丈夫ですよ。
菅原:そうしたら、ボクは凱旋門賞を勝ちたいです。
渡辺:日本人騎手まだ勝ってないですからね。ダービージョッキーもすごいけど、凱旋門賞を勝ったらそれ以上に歴史に名を残しますよ。
菅原:はい。目標を高くもって自分の技術を伸ばしていきたいです。
渡辺:今日はありがとうございました。
大塚・小林・菅原:ありがとうございました。
渡辺:最後にボクから皆さんへのお願いです。年齢を重ねるとどんどん生意気になっていくので、競馬に慣れてきても初心は忘れずに、ボクが話しかけても答えてくれる優しさを持ち続けてくださいね(笑)。
大塚・小林・菅原:はい。わかりました(笑)。
騎手に聞くキャプテン渡辺のここだけの話
- Q.合コンへ行ったことはありますか?
- A.まだ、ないです(大塚騎手、小林騎手、菅原騎手)
渡辺:行ってみたいですか?
菅原:機会があれば行ってみたいです。
大塚:興味はないです。もし女性と付き合うなら、自然な流れで付き合いたいです。
渡辺:図書館で同じ本を取り合ったりとか。
大塚:それは...(笑)。
小林:キャプテンさんに紹介してもらうのはどうですか? ボクは女子アナよりも女優がいいので、紹介よろしくお願いします。
渡辺:できないって。前回も言ったけど、それ絶対ムリだから(笑)。
大塚海渡 騎手・小林凌大 騎手・菅原明良 騎手へのインタビューは今回で終了です。次回は、山本潤さんへのインタビューです。