きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.4.1

メイダンの教訓

ようこそいらっしゃいませ。

ドバイワールドCデーは残念な結果に終わりました。馬はベストを尽くして頑張ったと思います。でも環境変化も含めて海外遠征の壁は厚かったということでしょうか。とくに今年は、AW(タペタ)からダートに馬場変更されるという大きな変化がありました。しかしこのあたりについては事前に様々な情報が流れていましたね。砂質がパサパサしてグリップが効きにくいとか、キックバック(蹴り返し)が猛烈で後方から行く馬はレースにならないとか、まぁ概ね日本馬があまり経験したことがない新環境だったということでしょう。

初めてのことですから、やってみなければ分からない部分も多かったのでしょう。同情の余地はいっぱいあります。ワールドCを4度目の挑戦で制したプリンスビショップなんかはフランスのアンドレ・ファーブル調教師の管理馬ですが、年の大半をドバイで過ごしているような馬です。コース変更後も試走を熱心に繰り返しています。UAEダービーを圧勝したムブタヒジも南アフリカのマイク・デ・コック厩舎所属です。でもこの馬もメイダン体験を積んできています。環境の変化が激しければ激しいほど、前準備が勝利への最短の道ということでしょうか。国際レースを勝つのは簡単ではないようです。