きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.6.26

ようこそいらっしゃいませ。

先週はロイヤルアスコットの5日間で盛り上がりました。今年のテーマはフランケル、ソーユーシンク、ブラックキャビア、ここ数年、競馬の魅力を圧倒的なパフォーマンスで伝えてきた名馬たちの後継は出現するのか、にあったと思っています。

私的な結論から言うと、王者交代を世界に布告するような風格ある新チャンピオンは登場せず暫定王座決定戦?そんな印象に終始した印象が残りました。

中距離のプリンスオブウェールズSはアルカジームが順当勝ち、前走タタソールズゴールドCに続いてG1を連勝しました。彼は今後もG1戦線を牽引して行ってくれるのでしょうが、しかし昨年の同一レースを連勝したソーユーシンクと比べると絶対的な存在感という意味では今一歩という気がしました。フランケルやブラックキャビアなど生涯不敗の馬はもちろん、この数年、私たちは素晴らしい競馬シーンを体感してきた、改めてそんな思いを噛みしめさせられました。

心を満たしてくれるような明るいニュースもありました。4000mあまりの長距離ゴールドCを制覇したエスティメイト、ご存じのように彼女はエリザベス女王陛下の愛馬です。競馬好きな人もそうでない人も喜ばれる女王陛下のお姿を微笑ましい印象で受け取ったと思います。

エスティメイトにはまだ需要な仕事が待っています。まだダービーオーナーの冠を戴いていない女王にその栄光を運び届けるのが彼女のミッションなのです。来年から種付けして早ければ5年後の2018年のエプソムで彼女の子供が女王陛下の勝負服でダービーに挑戦する、そんな夢が膨らんでいきます。楽しみです。現在87歳の女王がお元気なうちに実現するといいですね。