きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.10.15

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盛岡競馬場で行われたマイルチャンピオンシップ南部杯は逃げたエスポワールシチーがそのまま後続を突き放して去年に続く連覇を達成しました。このレースには今年に入って5連勝と勢いにのるホッコータルマエも出走していましたが、エスポワールシチーを捉えることができずに2着に終わりました。

エスポワールシチーは、2009年、2012年、2013年と南部杯は3度目の制覇です。中央と合わせてG1は8勝目となりました。

エスポワールシチーが初めてG1の舞台に出走したのは2009年のフェブラリーステークスです。そのときの相手はサクセスブロッケン、カジノドライヴ、カネヒキリ、ヴァーミリアンでした。エスポワールシチーは初の大舞台で逃げて4着に残り、その後G1を5連勝。ダート界の頂点に君臨します。

しかし2010年暮れにスマートファルコンがレコードで東京大賞典を制覇。ドバイで2着のトランセンドに地方の雄フリオーソらも加わり、エスポワールシチーを取り囲む状況は一変します。それでもなお上位争いを繰り広げてきたエスポワールシチーでしたが、2012年にはさらに世代が移り変わり、ローマンレジェンド、ホッコータルマエ、ニホンピロアワーズらの時代になりました。

新世代の前に苦戦が予想されたエスポワールシチーでしたがホッコータルマエを振り切った走りは見事でした。今年の南部杯はエスポワールシチーと、エスポワールシチーの戦歴に刻まれるかつて共に激闘を繰り広げてきた名馬たちが、ホッコータルマエら新世代を一蹴したレースにも思えました。