きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.10.16

ようこそいらっしゃいませ。

日本の秋競馬はこれからは本番ですが、欧州競馬は大詰めです。今週土曜のチャンピオンズデーが事実上のオオトリですね。2000mのチャンピオンS、マイルのクイーンエリザベス2世S、この伝統の二大レースを中心にアスコットが燃えます。一昨年、昨年はフランケルという歴史的大スターがいてかつてないほど盛り上がったのですが、さて今年は?

南アフリカ出身のソフトフォーリングレイン、ここまで9戦8勝2着1回とまったく底を見せません。G1は初体験で、しかもG1中のG1クイーンエリザベス2世S、そう簡単とは思えませんが未知の魅力に支持が集まっています。この新星の前に立ちはだかるのがドーンアプローチ。ここが引退レースです。G1を既に4勝、意地を見せます。

フランケルなき今年のマイル戦線のハイライトは、ドーンアプローチVSトロナドの宿敵対決でした。ドーンは2歳時6戦6勝と圧倒的な強さを誇りました。3歳になって強さに磨きがかかり2000ギニーを圧勝、、余りの強さを目の当たりにしたジム・ボルジャー調教師は距離不安を承知でダービー挑戦の道を選びます。マイラーなのは明らかだが力の違いで勝てないか、と。しかし結果は初黒星、その後はマイル路線に戻ります。

トロナドはデビュー4連勝でライバルに名乗りを上げます。2000ギニーは不利に泣き7馬身半差の4着に敗れましたが、セントジェームズパレスSの一騎打ちは短頭の僅少差、そして古馬混合の夏の頂上決戦サセックスSでは、2頭は古馬たちを置き去りにして叩き合い、遂にトロナドが打倒ドーンアプローチに成功します。ここが4度目、最後の直接対決になります。どんな名勝負を見せてくれるのでしょうか。