きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2012.7.16

ようこそいらっしゃいませ。

昨日の新潟2歳未勝利をアイディンビューが勝ち上がりました。父バブルガムフェロー、懐かしい名前に出会えました。2010年に死亡しており11年産は1頭だけ残されました。アイディンビュー世代が事実上のラストクロップになります。

弔い合戦ということでもないでしょうが、今年はフェローの血が良く走っています。先日もG3プロキオンSをトシキャンディが勝っています。G3阪急杯と同CBC賞のマジンプロスパーは母父として。フェローの半姉バブルプロスペクターの曽孫にダービー馬ディープブリランテなど母系の活力も相当なものです。

現役時代は3歳時に天皇賞秋を史上初めて制覇して、三冠至上主義だった競馬界に価値観の革命をもたらしました。いずれこのレースが日本の最高峰に君臨する時代が来るでしょう。フェローの功績は永遠に語り継がれるだろうと思います。

ただ彼にとって不幸だったのは父サンデーサイレンスのまさに飛ぶ鳥を落とす全盛期に種牡馬入りしたことでしょう。1歳上のフジキセキが早くに種牡馬に上がり、一定の成功を収めていたのも需要を狭めることになりました。でも亡くなった後も活躍馬を出しているのですから立派。残り少ない産駒たちの奮起に期待しましょう。