きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.8.12

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今週の小倉メイン北九州記念はテイエムオオタカが人気でしょうか。未勝利を勝ち上がるのに8、3、10、1着と4戦を要しています。敗れたのはいずれも1600m戦、距離が長かったのでしょう。

この馬が素質の片鱗を見せたのは京王杯2歳Sでした。勝ったのが後に朝日杯とNHKマイルを制したグランプリボス、2着が古馬相手に安田記念を差し切ったリアルインパクトですから、逃げて3着を踏ん張ったのは、むしろ上出来でしょう。

4着のライステラスは阪神ジュベナイル3着、チューリップ賞2着で堂々とクラシックへ駒を進めた強豪牝馬です。負かした馬の中に皐月賞&ダービー馬のオルフェーヴルもいました。流行り言葉風に“伝説の2歳S”と言っておきましょうか。その後も勝てないまでも重賞戦線で崩れを見せず、とくに1200m戦は3戦2勝2着1回と相手を選ばず走っています。

北九州記念が1200mで施行されるようになったのは2006年から、過去5年で7頭の3歳馬が出走し、0-1-0-6の実績を残しています。2着健闘は一昨年のレディルージュ、50キロの恵量を生かしました。

でも全般的には苦戦する傾向がうかがわれます。07年にはアストンマーチャン、カノヤザクラと一流スプリンターが、人気を背負って挑戦したものの敗れています。昨年はダッシャーゴーゴーがCBC賞2着から転戦しましたが、11着と大敗しています。素質だけで古馬の壁は破れないのでしょう。

前走が古馬相手の重賞2着でハンデが54キロというのは、ダッシャーゴーゴーとまったく同条件のテイエムオオタカ。どこまで素質の高さを見せてくれるのでしょうか。