きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.8.13

ようこそいらっしゃいませ。

クイーンSの出馬表をながめていると、“花の命は短くて”なんて感傷的な言葉を思い浮かべてしまいます。14頭中の半数7頭が前走2桁着順でした。

オープン入りして頭打ちというのではなく、重賞勝ちの華々しい経験がある馬も少なくありません。それがある日を境に突然走らなくなる、調教では変わりのない動きでもレースになると走らない、そんな繰り返しに陣営は頭を抱えることになります。

ひとくくりに消長の激しい牝馬なんて言いますが、精神的なものが影を落としているのでしょうか。サラブレッドという生きものはつくずく難しいものです。

そんなわけで前日発売のオッズはアヴェンチュラに一本かぶり、メンバー中前走を勝っている唯一の馬です。夏競馬は“格より調子”という格言を地で行くのでしょうか。1600万級を勝ったばかりでもキャリア4戦の若さです。牡馬相手の札幌2歳Sで2着の実績もあり地力は確か、そんな秘める未知の魅力が買われているのでしょうね。

でも、お姉さんたちにも頑張ってほしい。もう一花も二花も咲かせてみせてほしい、そんな複雑微妙な気持ちが交錯するクイーンSです。