きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

日本馬VS外国馬 ジャパンカップ発走!!

11月26日は、浅野 洋一郎 調教師、中竹 和也 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
2月のフェブラリーステークス(優勝カフェファラオ)から始まり、春の日本ダービー(優勝ドウデュース)、そして先日の天皇賞・秋(優勝イクイノックス)など多くのGIレースで盛り上がった東京開催もいよいよ今週で令和4年の締めくくりを迎えます。
その締めくくりは今年で42回目を迎えるジャパンカップ。今年は4頭の外国調教馬が参戦してきました。

昨年もジャパンカップに参戦したのはグランドグローリー。昨年はコントレイルから0.8差の5着に敗れたものの直線では良い脚を使い日本の馬場への適性も示しました。
JRA所属のC.ルメール騎手が騎乗することで注目を集めているのがオネスト。母国フランスの馬でジャパンカップ騎乗するのは大きなチャレンジ、と語っていました。
フランスの重賞で実績を残しているシムカミル、そして5連勝で一気にGI制覇を成し遂げ、日本にやってきたドイツの雄テュネスも不気味な存在です。

一方、ホームで迎え撃つ日本馬も協力なメンバーが揃っています。前走は末脚が鳴りを潜めましたが、昨年の日本ダービー馬で、ドバイでも実績をあげているシャフリヤール。
そして、そのシャフリヤールに天皇賞・秋で先着しているダノンベルーガが外国馬に立ち向かいます。
ダノンベルーガのオーナー、(株)ダノックス様からは「前走天皇賞は3着と頑張ってくれましたが、力を残しての負けという感じで、残念な思いです。今回も強力揃いでかつ外国馬の実力も不明で不安もありますが、3歳ラストを飾って欲しいと思っています」とコメントをいただきました。

創設当初は外国馬に歯が立たなかった日本馬。その後、日本競馬は大きく発展を遂げ、近年は日本馬が優勝しています。
今年のジャパンカップは歴史の転換期となり外国馬が躍動するのか、はたまた世界のトップレベルへと成長した日本馬がホームグラウンドで強さを見せつけるのか、明日の発走が待ち遠しい限りです。

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