きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

夢乗せて駆けるドリームレース・宝塚記念

6月25日は、中井裕二 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は上半期の総決算・グランプリ宝塚記念(GI)が行われます。ファン投票で選出された馬を中心に選りすぐりの18頭が阪神競馬場に集結します。
阪神競馬場の芝2200mはスタートから長く直線が続き1コーナーへと入って行くコース。過去の宝塚記念の優勝馬の枠順を見ても内外の有利不利はあまりない印象。1コーナーまでに理想とするポジションを取れるかが駆け引きのポイントとなりそうです。
最後の直線は内回りコースを使用。直線一気の競馬では届かないことも多く、データ面では先行馬が有利となっています。

ファン投票1位で選出されたのは、天皇賞(春)(GI)を7馬身差の快走で制したタイトルホルダー。ハナを取らせたらなかなかバテない勝負根性を有しており、優勝に最も近い馬といえます。他馬が一発を狙って先行争いが激化したときにどのような立ち回りを見せるかも注目でしょう。
オーナーの山田弘様は「光栄なことにファン投票1位になりまして大変恐縮しております。
ただ、調教も順調にすすんでいると聞いています。騎手も勢いにのっていますし、ファンの期待に応えられるように頑張ってもらいたいです。」と、ディープインパクト以来となる古馬王道路線・天皇賞(春)→宝塚記念の連続制覇に臨む愛馬への想いをお話しいただきました。

タイトルホルダーのライバル筆頭はエフフォーリア。前走の大阪杯(GI)では、輸送が影響したのか、この馬らしからぬ敗戦。立て直しとなる今回はブリンカー着用が見込まれ、馬具の効果も相まってフルパワーが発揮できるか、まずは己との闘いが優勝への条件でしょう。

この他、宝塚記念は牝馬が強いというデータもあり、この点から無敗で牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクトに想いを託すファンも多いでしょう。

宝塚記念で思い出される杉本清氏の「あなたの、そして私の夢が走ります。」という名フレーズ。今年のあなたの夢はなんですか?

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