きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2022.4.9

牝馬クラシック第1弾・桜花賞

ようこそいらっしゃいませ。

桜満開のこの時期に、牝馬クラシック第1弾・桜花賞(GI)が行われます。ご存じの通り、クラシックとは、牝馬が「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」「秋華賞」、牡牝混合が「皐月賞」「東京優駿(日本ダービー)」「菊花賞」のそれぞれ3競走で構成されており、3歳馬限定のレース、つまりどのレースも一生に一度のチャンスしかありません。このクラシック戦線の開幕を飾るのが日曜日に阪神競馬場で行われる桜花賞です。少女から乙女へと変貌を遂げる3歳牝馬が、鮮やかな桜を背景に駆け抜ける姿が見どころのひとつです。

今年の桜花賞馬をご紹介いたします。
昨年の最優秀2歳牝馬に輝いたのがサークルオブライフ。新馬戦は3着に敗れたものの、その後は3連勝で2歳GIの阪神ジュベナイルフィリーズを制覇。3歳初戦のチューリップ賞では3着でしたが、新馬戦でも3着のように、叩かれて強さを発揮するタイプと言え、2歳時のように、叩き2戦目の桜花賞から連勝街道・・・となっても何ら不思議のない能力の持ち主です。オーナーの飯田正剛様からは「8枠16番、少し外を引いた、という印象ではあります。しかしながら、調教師の先生からも馬の状態は万全で、抜かりなく仕上がっていると聞いています。2歳牝馬チャンピオンとして是非、桜の舞台も制して欲しいです」とこの馬へのエールをお話いただきました。

そのサークルオブライフの一番のライバルと言えるのがナミュール。唯一の敗戦となったのが、サークルオブライフに敗れた阪神ジュベナイルフィリーズ。サークルオブライフとは前走のチューリップ賞で再度激突し、勝利を収めていますが本番の桜花賞で再度の戦い。1戦1勝で迎える本番で勝利の女神はどちらかに微笑むのでしょうか。

このサークルオブライフとナミュールの両ライバルに割って入りたいのが2戦2勝の無敗で桜花賞に臨むプレサージュリフト。前走のクイーンカップ(GIII)では、評判馬のスターズオンアースを大外から華麗に差し切って重賞制覇。無敗でサークルオブライフとナミュールの牙城に挑みます。

この他、エルフィンステークス(L)を制したアルーリングウェイ、阪神ジュベナイルフィリーズ3着で重賞タイトルも持つウォーターナビレラ、連勝でトライアル・フィリーズレビューを制したサブライムアンセム、小倉2歳ステークス(GIII)のタイトルを持つ快速牝馬ナムラクレア、中山の1600mで行われたフェアリーステークス(GIII)を制したライラックなど、まだまだ発達途上の3歳牝馬とあって、有力馬を挙げればキリがありません。

アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト、ソダシと人気も実力も兼ね備えた近年の桜花賞優勝馬。歴代の名馬たちの次に名を刻むのはどの馬か。クラシック戦線、いよいよ開幕です!