きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

中山の春、開幕!

2月26日は、伊藤 工真 騎手、大江原 圭 騎手、天間 昭一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週からいよいよ春の中山開催が始まります。第2回、第3回合わせて8週に渡る開催では、クラシックに向けた重要なトライアルレースやそのトライアルを経た馬たちが多く集結するクラシック第一弾・皐月賞(GI)が行われます。盛り上がる3歳馬たちの激闘に是非、ご注目ください。

そして、もちろん忘れてはならないのは古馬勢の戦い。今週は、春の中距離王決定戦の大阪杯(GI)や香港GIなどに繋がる伝統の中山記念(GII)が行われます。近年の優勝馬には、ダノンキングリー、ウインブライト、ドゥラメンテ、ヌーヴォレコルト、ジャスタウェイなど、錚々たるメンバーが名を連ねております。この中山記念での好走を足掛かりに、大阪杯などのGI戦線に名乗りをあげたい馬も多くいることでしょう。
今年の最注目馬は、同じ中山競馬場で行われたホープフルステークス(GI)のタイトルを持つダノンザキッドでしょうか。新馬戦から上述のホープフルステークスまで無傷の3連勝で一気に2歳チャンピオンに駆け上がりましたが、主役として迎えた3歳時は脚元の不安もあり思った結果が残せませんでした。今回は、昨年秋のマイルチャンピオンシップ(GI)以来となる久しぶりの競馬。栄光を掴んだ中山の地で復活の狼煙をあげることはできるのでしょうか。
オーナーの(株)ダノックス様は中山記念に臨むダノンザキッドについて「マイルチャンピオンシップ3着と復活の兆しをみせたので、今回GII戦、是非とも勝って欲しいです。ただ、外枠になったのは気がかりですが、川田騎手の手腕に期待です」とお話くださいました。

4歳のダノンザキッドに対して、5歳以上の古豪勢も黙ってはいないでしょう。逃げてレースを引っ張るであろうトーラスジェミニのペース配分一つで展開も大きく変わりそうな中山記念。中山の開幕戦を是非、ご覧ください!

×