きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

今年もラストスパート!歳末の競馬の祭典・有馬記念

12月25日は、浜中 俊 騎手、武井 亮 調教師、稲垣幸雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ、今年の競馬も終わりが近づいてきました。締めくくりは中山馬主協会の地元・中山競馬場で行われる3つのGI競走です。

土曜日は障害の王者決定戦・中山大障害が行われます。障害界で無類の強さを誇ったオジュウチョウサンは今年も参戦するものの、勝利は昨年の春より遠ざかっております。そのオジュウチョウサンと入れ替わるように頂点に君臨したメイショウダッサイは繋靭帯炎により年内は休養とし、中山大障害は不出馬。オジュウチョウサンの復活か、それとも新たな王の誕生かが、今年の見どころとなりそうです。

日曜日は、歳末の競馬の祭典・有馬記念が行われます。ファン投票により選出された10頭に実力馬6頭を加えたフルゲート16頭でのお祭り。3歳にして天皇賞秋を制したエフフォーリア。グランプリ三連覇中で有馬記念が引退レースとなりクロノジェネシス。菊花賞馬のタイトルホルダーの3頭が人気の中心となりそうです。
タイトルホルダーのオーナー山田弘様からは「大外枠を引いたときは“おぉ・・・”と思いましたが、ジョッキーは他馬に蓋をされず出たなりに行けるので、その点は良いと思います、と前向きに語ってくれました。あとはどれだけ粘れるか・・・楽しみにしています」と愛馬に対する思いをお話いただきました。
16頭中、15頭が重賞馬。さらにそのうち6頭はGI馬という豪華な顔ぶれ。また重賞未勝利ながらここに駒を進めてきたメロディーレーンは300キロ台の小柄な馬体で懸命に奮闘する姿が人気を博しており、タイトルホルダーとの姉弟対決としても注目を集めるなど、見どころたっぷりな競馬の祭典となっています。

そして、令和3年の競馬を締めくくるのは28日に行われるホープフルステークス。2000mで争う2歳のチャンピオン決定戦という位置付けで来年のクラシックを占う意味合いも強いレースです。
こちらにはサウジアラビアロイヤルカップ(GIII)を制した2戦2勝の評判馬コマンドラインが登場します。

今年もいよいよラストスパート!脚を余すことなく、私たちも競馬を楽しみましょう!

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