きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2021年 GI開幕戦

2月20日は、小林 凌大 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週はいよいよ2021年のGI戦が開幕します。東京競馬場ダート1600mで行われる砂の王者決定戦・フェブラリーステークス(GI)は、今年もフルゲート16頭が揃いました。当協会からも4頭が出走しております。それぞれのオーナーよりGIにかける熱いメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。

地方交流重賞5勝と実績十分。悲願のGIタイトルに挑むはサクセスエナジー。オーナーは髙嶋 哲 様。
「かつてこのレースを制し、引退後は誘導馬として活躍をしていたサクセスブロッケンが今年のフェブラリーステークスで誘導馬引退となります。その年に、サクセスエナジーで出走し、2頭が同時に馬場を歩くことは夢のようです。ブロッケンの餞にエナジーが優勝、となればこれほど嬉しいことはありません。今年はテレビでの観戦となりますが、声援を送りたいと思います」

昨年はマイルチャンピオンシップ南部杯でタイトル獲得。得意のコースで再度の戴冠を狙うアルクトス。オーナーは山口 功一郎 様。
「根岸ステークスは59キロ、調教も動いていなかったですが、差のない競馬ができました。叩いて調子は上向きと聞いています。得意コースでもあるので期待しています」

3連勝で東海ステークス(GII)を制覇。勢いそのままに、鞍上の丸山元気騎手と自身の初GIタイトルを目指すオーヴェルニュ。オーナーは杉山 忠国 様。
「前走、3連勝で重賞を勝つことができ、馬は充実期にあります。この状態でGIに挑戦できることが嬉しく、楽しみです。前走よりさらに強いメンバーと戦うことになりますが、GI制覇を成し遂げて欲しいです」

得意の1400m重賞・根岸ステークス(GIII)を制してここへ。1ハロン延長の壁を乗り越え砂の王者の椅子を狙います。オーナーは(株)東京ホースレーシング 様。
「前走は重賞初勝利で嬉しく思っております。今回距離が200m延びて、初めての距離となりますが、厩舎サイドも対策を練って準備してきてくれたと思いますので、馬の力を信じ、厩舎や騎手の想いを背負ってGIを勝ち取ってくれると信じております」

熱き魂が交錯するフェブラリーステークス。砂塵を巻き上げ、ダート界の頂点に君臨する馬を、しかと、見届けましょう!

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