きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシックという夢に繋がれ

2月6日は、坂口 智康 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週は東京競馬場でマイル重賞・東京新聞杯(GIII)が、中京競馬場ではクラシックに繋がる一戦・きさらぎ賞(GIII)が行われます。

きさらぎ賞は、賞金を加算し、春のクラシックである皐月賞(GI)や日本ダービー(GI)への切符を掴むため11頭の精鋭がしのぎを削ります。
人気の中心となりそうなのは、前走ホープフルステークス(GI)で2歳チャンピオンのダノンザキッドに0,3秒差まで迫ったヨーホーレイク。兄弟には2013年の弥生賞(GII)を制したカミノタサハラなどの重賞活躍馬がおります。
ホープフルステークスでは、軽快な逃げを見せるも4コーナーで外埒に向かい逃避してしまい悔しい競馬となったのはランドオブリバティ。巻き返しの一戦で重賞タイトルを狙います。

重賞好走という点ではラーゴムにも注目が集まりそうです。リステッド競走のアイビーステークスで2着に好走すると、勢いそのままにラジオNIKKEI京都2歳ステークス(GIII)に挑戦。直線で抜け出すも、外から勝ち馬に強襲され、惜しくも2着でした。中京コースは初となりますが、過去3戦とも違う競馬場で成績を残しており、コース替わりも苦にしないでしょう。オーナーの林 正道 様からは「春のクラシックに出走できるかどうかが試される一戦となりそうです。皐月賞、日本ダービーという舞台はノーザンリバーで挑戦して以降、なかなかその舞台に立てませんでしたが、ラーゴムがクラシックという夢に繋がる走りをしてくれることを願っています」とコメントをいただきました。久しぶりの夢舞台への切符をラーゴムが手にすることができるのか、オーナーの熱い想いも乗せて走ります。

未知の魅力という点では、新馬勝ち後の重賞挑戦となるダノンジェネラルが挙げられます。オーナーの(株)ダノックス様と鞍上の川田将雅騎手という点は、2歳チャンピオンのダノンザキッドを思い浮かぶ方も多いでしょう。一足先にクラシック候補に名乗りをあげたダノンザキッドに続くことができるかダノンジェネラルにも要注目です。「前走の新馬戦後、体力強化に努めその成果が問われる一戦です。相手も強いですが、今後につながるレースを期待しています」とオーナーが語るように、真価が問われる一戦となりそうです。

“クラシック”というオーナーの夢を乗せた愛馬が疾走します。きさらぎ賞、是非、ご覧ください!

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