きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春へ向けての地盤固め

2月7日は、小坂 忠士 騎手、西浦 勝一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、東京競馬場で東京新聞杯、中京競馬場できさらぎ賞が行われます。東京新聞杯は古馬マイル重賞で、きさらぎ賞は3歳重賞です。
東京新聞杯は今年で71回の歴史を数えるレースです。この時期の開催ですから、マイル路線を歩む馬にとり春の安田記念へ向けての調整、賞金を稼いで出走へ向けての地盤を固めるレースになります。

昨年は牝馬プリモシーンが優勝しました。レースでは4番人気でしたが、前年ヴィクトリアマイルで2着し、過去フェアリーステークス、関屋記念を優勝、ダービー卿チャレンジトロフィー2着、中京記念3着の実績を活かしての勝利でした。

過去10年の1着から3着までの枠別成績で傾向を探ると、
1枠 : 1・1・2
2枠 : 2・2・0
3枠 : 3・2・0
4枠 : 3・1・2
5枠 : 0・1・1
6枠 : 0・2・2
7枠 : 0・1・2
8枠 : 1・0・1
で内枠有利、優勝馬はすべて10番手以内に位置取りレースを進めていました。8枠からの優勝馬は2011年のスマイルジャックで、好スタートから早め4番手につけてのレースでした。外枠の馬は、どれだけ早めに前にポジションを取れるかが鍵になりそうです。

今年は16頭の出走となりました。人気馬の上位5頭は、ヴァンドギャルドが2.8倍、トリプルエースが5.4倍、シャドウディーヴァが7.0倍、カラテが9.6倍、サトノウィザードが10.9倍となっています。過去10年優勝から遠ざかっている5、6、7枠に人気馬が集まりました。大きな波乱が少なく実力馬同士の決着になることが多いレースですが、さて今年はどうでしょうか。

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