きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.9

ようこそいらっしゃいませ。

昨日は海外で興味深いレースが繰り広げられました。シーズン終幕のイギリスではミドルパークS(1200m)とデューハーストS(1400m)の2つの2歳G1戦です。ミドルパークSはエイダン・オブライエン厩舎のクルセーダ、ダンチヒ系のミスターグリーリー産駒で母父ヨハネスブルグは同じオブライエン厩舎から01年のこのレースの勝ち馬になっています。

昨年フランケルが強烈な勝ち方をしたデューハーストSはパリッシュホールというジム・ボルジャー調教師のオーナーブリーダートレーナーホースが勝利しました。ガリレオ産駒の父テオフィロもボルジャー師でこのレースに勝利、父子制覇を実現したことになります。母父がモンジューでサドラーズウェルズの3×3の配合です。ガリレオが総大将を務めるヨーロッパのサドラー旋風はとどまるところを知らない勢いですね。

さて、シーズンが始まったばかりのオーストラリアでは快速娘ブラックキャビアがG2スキラッチS(1000m)で復帰、軽い相手でしたが圧勝で14連勝を記録しています。来年はロイヤルアスコットに出かける計画もあるようで、いよいよ海外進出、世界にその姿を見せてくれそうです。

今日の東京メイン毎日王冠、いろんな話題が盛りだくさんですが、武豊騎手が98年の伝説の毎日王冠以来の勝利をめざしています。エルコンドルパサー、グラスワンダーといった名馬をサイレンススズカで子供扱いにしたレースですね。以来13年、同日の京都大賞典への騎乗機会が多く、ウオッカで2年連続の2着はありますが、スズカから勝てなかったのが不思議なくらいです。

サイレンススズカと言えばあまたのサンデーサイレンス産駒で、もっとも個性的な馬として記憶されていますが、サンデーサイレンス産駒による重賞制覇は17年も続いています。その記録更新に挑むのが8歳馬のアクシオンです。彼はサンデーサイレンスの最後の世代ですから、残されたチャンスはそう多くありません。頑張ってください。