きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.10

ようこそいらっしゃいませ。

一流馬がそれらしい走りをするとターフが引き締まって見えます。京都大賞典のローズキングダムはどっしり安定して、馬券を持っているファンには心強いことこの上なかったですね。新星ダークシャドウはちょっと信じられない神速の脚でした。東京5戦5勝、二千も4戦3勝2着1回とほぼパーフェクト、天皇賞の最大の惑星に躍り出たのは間違いありません。

ただ、1分46秒7という勝ち時計がどうなんでしょうか?毎日王冠の歴史を紐解くと、これと同タイムというのは、90年のラッキーゲランにまで遡らなければなりません。この20年余りでもっとも遅い走破時計だったわけです。テンの3ハロンが36秒1と遅く、中盤が37秒0とさらに遅く、上がりだけ33秒6という競馬でした。飛躍的にメンバーの質が上がる本番はこうならない?後2週間、いろいろと推理する楽しみが増えてきました。さて、毎年マイルチャンピオンシップ南部杯が行われてきた盛岡競馬場は“オーロパーク”の愛称で親しまれています。現在地へ移設されまでは黄金競馬場の通称で呼ばれており、黄金を意味するスペイン語“オーロ”に由来するのだそうです。

まったくの偶然なのでしょうがオーロマイスターは昨年の南部杯チャンピオンに輝きました。父ゴールドアリュールからの連想なのでしょうが、オーロパークが最高に似合う馬名ではあります。トランセンドの圧倒的人気は当然でしょうが、“オーロの杜”の神様が“オーロの巨匠”に微笑まないでしょうか。