きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.3

6月22日は、団野大成 騎手、奥平雅士 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーも早くも3回目を迎えました。早速、先週の2歳馬戦を振り返ってみましょう。

6月16日の東京第5レースには、サクセッションが優勝しました。先週の本コーナーでもご紹介しましたが、兄はマイラーズカップ(GII)を制し、オーストラリアのGI競走でも2着したクルーガー。血統的にも今後の動向が注目されます。

同じ日の東京第6レースは、新種牡馬リアルインパクト産駒のトライフォーリアルが早くも勝ち上がりました。祖母のゴールドティアラはダートの交流GI南部杯を制していますが、トライフォーリアルは芝での勝ち上がり。今後、どの路線で活躍するか楽しみです。

さて、今週は新馬戦が7レース、未勝利戦が2レース組まれております。
6月22日の東京第5レースには注目馬が登場します。今年の桜花賞を制したグランアレグリアの全弟ブルトガングです。調教では古馬2頭と3頭合せで追い切り先着いたしました。オーナーの(有)サンデーレーシング様からは「デビューに向けて、しっかり乗り込んでおり、良い状態で出走できそうです。姉グランアレグリアと同様に新馬勝ちを期待します」とコメントいただきました。

また日曜日6月23日の阪神第5レースには、シルヴェリオが出走を予定しています。半兄のシルバーステートは未勝利から4連勝で期待のオープン入りを果たしましたが、怪我に悩まされ引退、種牡馬となった評判の馬でした。兄の思いも引き継いでの出走となります。ブルトガングと同じオーナーの(有)サンデーレーシング様は「デビューに向けて、順調に乗り込んでいます。半兄に種牡馬シルバーステートがいる良血で、デビュー勝ちを願っています」とシルヴェリオのデビューに向けて意気込みを語っていただきました。

2歳戦からは離れますが日曜日には、春競馬の締めくくりグランプリ・宝塚記念(GI)が行われます。大阪杯で久々の美酒を味わったアルアインなどが出走を予定しております。
また嬉しいニュースとして、3月2日の中山第1レースで落馬負傷し、療養中だった北村宏司騎手が昨日6月21日より調教騎乗を再開しました。レースに騎乗するにはまだ、時間を要しますが、ターフに戻ってくる日を心待ちにしております。

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