きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2018.11.11

秋の女王決定戦

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日曜は福島競馬場で福島記念、京都競馬場でエリザベス女王杯が行われます。秋華賞を勝ち3歳牝馬三冠を達成したアーモンドアイは、エリザベス女王杯ではなくジャパンカップを選んだとはいえ、昨年の覇者モズカッチャンに3歳勢からは秋華賞3着のカンタービレ、紫苑ステークスから参戦のノームコアなど牝馬勢力を決めるにふさわしいメンバーが揃いました。

土曜時点での上位人気を見るとノームコアが3.8倍、モズカッチャンが4.2倍、リスグラシューが5.4倍、レッドジェノヴァが5.5倍、カンタービレが7.7倍と10倍を切るオッズで並んでいます。1、2番人気を競り合っているノームコアにしてもモズカッチャンにしても、ローテーションがひとつの注目の的となっています。ノームコアは紫苑ステークスから秋華賞へと向かわずにエリザベス女王杯に直行、モズカッチャンは8月の札幌記念から3ヶ月の休養を挟んでのレースになります。

かつて天皇賞(秋)を勝ち女傑と言われたエアグルーヴが翌年札幌記念からエリザベス女王杯に直行したとき、ローテーションへの批判の声もあがりました。当時は一度レースを使ってからG1出走が主流でした。しかし時代が変わり、先月の菊花賞ではブラストワンピースが新潟記念から直行。異例のローテーションが話題になりつつ、レースを勝利したのは前走が7月のラジオNIKKEI賞とさらにレース間隔をとったフィエールマンでした。そのときは異例であっても、結果を残していくことで常識が変わっていくのでしょう。ノームコアにモズカッチャンと人気の2頭は、その常識の変わり目を後押しすることができるでしょうか。