きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.6.16

♪はるばるきたぜ函館へ

ようこそいらっしゃいませ。

キタサンブラックのオーナー、北島三郎さんが歌う『函館の女』でおなじみの北海道函館市。明日17日からその函館で、待ちに待った夏競馬がスタート。東京、阪神と併せ3場開催全36レース。中でも、来年のクラシックに向け胸の高鳴る2歳戦、悲願の1勝に夢を託した3歳未勝利戦がヒートアップしていきます。

舞台となる函館競馬場は、函館空港から約4.7km。タクシーで約10分という恵まれた立地にあり、“海が見える競馬場”としてオーナーの方たちにも長く親しまれてきました。開場は川崎造船所(後の川崎重工業)が設立されたのと同じ1896年(明治29年)。現存する日本の競馬場の中では、最も長い歴史を持っています。
芝コース(右回り)はAコースで一周1626.6m。直線262.1m。東京競馬場の直線と比較するとその長さは、坂を上り終えた地点からゴールまで(260m)とほぼ同じという驚くべきコンパクトさです。
一泊して、かの石川啄木も愉しんだという湯の川温泉でくつろぐのもよし。仕事の都合で日帰りしなければならないという方にとっても、羽田への最終フライトはゆったり、のんびりの19時台。最終レース終、北海道ならでは海の幸を楽しんでからという、ちょっと欲張りなプランも十二分に可能です。

この時期、ファンの方の間には、ーー宝塚記念が終わったら、競馬も一休みだね。そんなささやきも、ちらほらと聞こえてきますが、ローカル開催だろうが、中央開催だろうが、1勝は1勝。その輝きに差異はありません。競馬ファンに方にとっては、一息入るローカル開催かもしれませんが、愛馬の初勝利を心待ちにしているオーナーの方にとっては、いよいよ、ここからが正念場。中山馬主協会に所属されるみなさまの愛馬のご活躍を、心より祈念しております。