きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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月が替わって一気に春めいてきました。来週末には、もう桜花賞のゲートインなのですね。北米ではケンタッキーダービーの最重要ステップレースフロリダダービーが先週末に行われました。今世紀に入ってからでも昨年のオーブをはじめ、4頭のダービー馬、2着馬にはエンパイアメーカーと一昨年のアイスボックスと2頭を輩出しています。出しています。

今年の勝ち馬は2番人気のコンスティテューション。APインディ系のタピット産駒でこれで3戦3勝と無傷のままチャーチルダウンズへ歩を進めます。名門トッド・プレッチャー厩舎の管理馬ですが、ステーブルメイトには4戦4勝のオンリーフォーユーもおり、プレッチャー厩舎は今年も粒ぞろいのようです。

1番人気のカイロプリンスは4着に敗れています。前走後にダーレーにトレードされた直後でもあり、多少とも環境変化の影響があったのでしょうか。エンパイアメーカー系のパイオニアオブザナイルの初年度産駒で父もその父同様にダービー2着でした。父子3代目で一族の無念を晴らしたいところです。

他のケンタッキーダービー有力馬をピックアップすると、5戦5勝のサムラートという馬に注目が集まります。G3を連勝中で強敵相手にどんな競馬を見せるのでしょうか。ストームキャット系ノーブルコーズウェイの産駒ですね。AWばかりを3戦3勝しているシェアードビリーフは勝ち方が7馬身、7.75馬身、5.75馬身と際立っています。昨年の2歳チャンピオンで底力がありそうですね。5年ぶりのせん馬のダービー馬が誕生するでしょうか。

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