きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週行われる大阪杯には、出走登録数11頭ながら春の前哨戦には少しもったいない(?)メンバーが顔を連ねています。

凱旋門賞4着からの出走となるキズナと、菊花賞馬エピファネイアは昨年のダービー以来の顔合わせです。あのときは、最後の直線残り100mを切ったところで先に抜けだしエピファネイアが先頭へ立つも、その後ろからキズナが末足を伸ばしてゴール前半馬身交わしての勝利でした。

その後、キズナはフランスへ遠征し、ニエル賞から凱旋門賞へと蹄跡を刻み、その実力を世界でも披露すると、エピファネイアは国内で路線を歩み、菊花賞では2着に5馬身差をつけ、圧倒的な強さで初の戴冠を手にしました。

エピファネイアは4月27日に香港のシャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップへの招待を受諾してますし、キズナも春の路線は大阪杯の結果次第ということですから両馬にとり譲れない激突となりそうです。

さらにもう1頭注目を集めているのがメイショウマンボの参戦です。メイショウマンボは昨年オークスに秋華賞、そしてエリザベス女王杯制覇と大活躍でした。一線級の牡馬との激突はこれが初めてになります。オークスでは9番人気、秋華賞では3番人気、エリザベス女王杯では2番人気と、常に前には評価の高い馬がいましたがいずれも人気を覆しての勝利でした。果たして今回はどのようなレースを魅せてくれるでしょうか。

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